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2025年7月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区下北沢

中華そば塩(950円)

まずは修業先の「貝麺みかわ」の紹介から。2021年4月、下北沢にオープン。時はコロナ禍の最中。しかしながら『大量のあさりや帆立を強火で炊いた貝白湯+牛骨をじっくり炊いた牛白湯スープ』という“貝+牛”のダブルスープの珍しさとおいしさで人気に。2020年から2021年はとにかく貝出汁が増えた。そして二号店・三号店・四号店を出し、勢いのある店舗。その一方で監修した姉妹店や修業して独立した店も増えていった。そんな中の一つ、「中華そば みつめ」が2025年7月4日、下北沢にオープン。こちらは修業先とは変えて“貝+豚”のダブルスープというところも面白そうだったので行ってみた。
なんとビルの3階にあり、最初は通り過ぎてしまった。戻ってエレベーターを使って3階へ。
主なメニューは、中華そば醤油950円、中華そば塩950円、貝まぜそば1000円。中華そばの塩を注文。
ぱっと見は「貝麺みかわ」に似ている。でも、スープが大きく違う。向こうは“貝+牛骨”、こちらは“貝+豚骨”。でも、よくまとまっていておいしい。醤油のカエシには、木桶仕込み醤油や生醤油を、塩のカエシには藻塩や天日塩を使用。香味油は自家製貝油。麺は北海道産「ゆめちから」を使った平打ち麺。チャーシューは豚の肩ロースと鶏むね、どちらも真空低温調理。さらに貝を使ったワンタン付き。これがデフォ。最初、特製なのかと思った。おいしく完食完飲。
ネット上では「みかわで修業し、独立」とか「姉妹店」などと書いてあって、「どっち?」と思っていたのでいろいろ聞いてみた。さらに会社に戻って調べたり、メールで聞いたりして整理してみた。思った以上に関連店が増えていて驚き。ざっくり分けると『直営』『監修店(姉妹店)』『独立店(修業して独立)』の3つ。こんなにあったとは。まだ4軒しか食べてない。
貝麺 みかわ@下北沢
・二号店 蛤麺 しちり@荻窪
・三号店 中華そば みかわ@鶴見
・四号店 鴨出汁中華そば かわな@中野
姉妹店(監修店)→貝麺みかわがメニューのお手伝いをした店舗
・貝麺 ほてや@秋田
・中華そば とあき@新狭山※閉店
・中華そば あき乃@川越
独立店→貝麺みかわ出身のスタッフが独立
・ラーメンすりぃ@大阪
・貝麺 ぶこう@札幌
・中華そば みつめ@下北沢
・らぁ麺 はま廣@広島
・貝麺 あおみ@日吉
・中華そば いはら@松山

お店データ

中華そば みつめ

中華そば みつめ

東京都世田谷区北沢2-9-23 友和第5ビル3階(下北沢)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。