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2023年3月1日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区大崎広小路

もつ鍋ら〜めんセット、季節のかきあげ、ハイボール

昔は「富士そば」や「小諸そば」をよく食べていたが、最近目立つのが「ゆで太郎」。1994年に1号店をオープンという後発ながら店舗数で前の2軒を上回っている。某グルメサイトで検索してみると「ゆで太郎」248軒、「富士そば」139軒、「小諸そば」77軒。こんなに差があるのか。

そして「ゆで太郎」は、創業者の直営である「信越食品」グループと、フランチャイズ主体の「ゆで太郎システム」の2社が運営しているようだ。両社のホームページは雰囲気もまったく異なる。面白いのはURL。「信越」は「http://www.yudetarou.com/」、「システム」は「https://yudetaro.jp/」。.comと.jpで合わせればいいと思うのだが「u」が付く付かないの違いがある。両社の社長は友に「ほっかほっか亭」出身。

大田区に多いのは信越食品の本社が大田区にあり、大田区を中心に直営店を展開しているから。ゆで太郎システムは本社が西五反田にあり、直営1号店(2004年創業)は西五反田の山手通り沿いにある。

ゆで太郎システムの池田社長が30代の時に赴任した群馬のもつ煮をヒントに新業態「もつ次郎」を開発。2019年10月、太田市に1号店がオープン。併設が多いので店舗数も急増し、グルメサイトだと58軒ヒット。

そしてその「もつ次郎」がもつ鍋ら〜めんを3月キャンペーンメニューとして発売するのである。(前置き長くてすみません)
ラーメンデータベースで「もつ次郎」で検索して出てくる全国の「ゆで太郎」で食べられるはず。
「もつ鍋ら~めん」は税込830円、+税込70円で小盛ごはんセット。

会社から同じ山手通り沿いでバス停3つ目にゆで太郎システム直営1号店があり、先行発売していたので行ってみた。店舗自体は「ゆで太郎」なので24時間営業だが、らーめんは「もつ次郎」の提供なので16時から朝5時まで。

もつ鍋ら〜めんセット900円、季節のかきあげ300円、ハイボール340円の食券を購入し、注文。
先にハイボールを出してもらい、飲みながら待つ。

もつ鍋ら〜めんは鍋で登場。実においしそう。というか、鍋なのでデカい。1人前用の鍋とかで出してくるのかと思ったら、普通に大きい鍋だった。後で聞いたら麺も二玉だとか。二玉のラーメンと言えば、永福町大勝軒並。そこにご飯を付けたら、「俺、喰えるのか?」状態。でも、予想以上によくできており、先にご飯にもつをのせ、スープをかけて、グワッと食べ、残りを小椀に取りながら、おいしく完食。ニンニクの効いた味噌仕立てで実にいい。普通にもつ煮に麺を入れただけだとコウはならないと思うが、麺とスープ、もつ煮とスープ、麺ともつ煮、どれも違和感はない。これ、3月だけの限定メニューにするのはもったいないのではなかろうか。

なお、そんなに食べられない人には「麺半分(一玉)」でも受け付けてくれるんだとか。

お店データ

ゆで太郎 西五反田本店

ゆで太郎 西五反田本店

東京都品川区西五反田2-30-5(大崎広小路)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。