一風堂で21年間も勤め上げた土井さんが2022年に独立。福岡の中心部からはかなり遠く、地下鉄七隈線、終着一つ前の次郎丸駅下車徒歩7分くらい。店に着くと駐車場が9台分。しかも記帳制の人気。名前を書いて車で待つ人が多い。車じゃない人用の椅子も多めに用意。記帳台にメニューも置いてあり、そこにこんなことが書いてある。
目指すは『極上の普通』。『一杯一杯の丼に込めた気持ちを積木のように今日も明日もひとつずつ丁寧に積み上げて。気取らず気軽に日常にそっと寄り添うような、そんな身近な存在のお店を目指して。』
なんか期待できる。豚骨と醤油の二本柱。なんとなく醤油を選択。
セルフトッピング全品50円、というのも個性的で人気。セメント煮干し、スパイス玉、ヤキニクミンチ、切り落としチャーシューうまタレあえ、葱、味しみメンマ、辛子明太子、キクラゲ炒め、辛子高菜、海苔2枚。生ニンニクと紅生姜は無料。初訪問だったのでデフォをしっかり味わおうと今回はそのまま食べた。醤油にはセメント煮干しで煮干しラーメンになるらしい。これは面白い。お子様向けのハーフサイズメニューが390円。これもアイデアがいい。
醤油は一見、普通だが食べてみるとなんだか『極上の普通』だった。九州産の鶏や豚を炊き、魚介を使った醤油だれ。普通だがなんだかおいしい。柑橘がほっこり香ってきたり、スープに酸味を加えたり、というのがまたいい。麺は自家製の中太平打ち。全体的に東京にありそうで無いタイプの醤油。それもまたいい。非豚骨ブームの福岡だが、奇をてらってないところもいい。
接客や声出しも心地良い。厨房内は一人だったと思うが、忙しい中、外にも気を配り、的確に指示を出す。お客様が帰る際にはしっかり声を掛ける。さすが一風堂で20年以上やってきただけある。それだけにもう10年以上やってきたかのようないい雰囲気が漂っている。
「今日の一杯」なのに『今日も六杯』。他の五杯は「なお人」「福はこび」「明鏡志水」「海鳴 天神店」「けんたろう」。「炉端屋台正」は今日もやってなかった。「きりん」は店の前まで行ったが軍鶏ラーメンが売り切れだったので諦めた。ここで豚骨を食べていれば七杯行けたか?最後に「小金ちゃん」で20年ぶりくらいに焼ラーメンを食べようと思ったら意外にも木曜定休日。また六杯止まり。明日は昼のみで帰京するので3杯を予定。
















