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2020年10月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都立川市立川南

【ごうせい】「超濃厚豚骨ラーメン」「煮干し豚骨ラーメン」【とりとん】「特製黄金の丸鶏そば」「特製あっさり豚骨ラーメン」

立川のラーメン集合施設「ラーメンスクエア」に10月2日、2店舗が新規オープン。「ラーメンスクエア」の責任者と一緒にその2店舗を2杯ずつ、話を聞きながら小丼で小分けしてのシェア。(しばらくは以前のように同じ丼を交換してのシェアはできない環境になるのかな)しかもこの記事を上げる際に「きっちり率直な感想を書いて欲しい」とアンケートならまだしも、ここに書いちゃっていいのか?と思いながらも責任者の指示なので思ったことを書きます。(※それぞれの大きな写真は店舗ページに入れてあります)


まずは「麺屋ごうせい」。「麺屋克味」の店長が独立した格好。「克味」の味を受け継ぐ「超濃厚豚骨ラーメン」870円と新メニュー『煮干し豚骨ラーメン』870円を注文。他に「雪国長岡生姜醤油ラーメン」770円も用意。「克味」自体が新潟出身の店主だから、独立した店主も新潟出身なのかも。かといって、「煮干し」は燕三条系ではなかった。せっかくなので、超濃厚以外は新潟ご当地二本にしたら面白かったのに。
先に出てきたのは「煮干し豚骨」。見た目が寂しい。最初、ミニラーメンかと思ったほど。実際食べてみても麺量はたいしたことがなく、シェア前提で食べたものの、ほとんど私が食べてしまった。ある意味、食べやすかったとも言える。ちょっと特徴に欠ける。
もう一方のメインのメニュー「超濃厚豚骨ラーメン」。曙橋でも立川出店時にも食べていて、食べなくてもわかるので生姜醤油にしようかと迷った。でも、やっぱりメインだし、と思って食べてみたら、これがウマい。相変わらずのドロドロ豚骨だが、4種類食べた中でこれが一番おいしかったというのは我ながら意外。受け継いだだけではなく、進化させている。

続いて「麺の章 九州 とりとん」。こちらもラーメンスクエアで活躍した「侍」「悟空」などで最初は二番手、悟空では店長をやっていた人が独立。「豚骨と丸鶏の二本柱」とど〜んと出ているので「黄金の丸鶏そば」760円と「豚骨ラーメン」760円を頼んだつもりだったが、気を効かして特製になっていた。値段がどちらも890円なので+130円で特製になるというわけだ。スゴい。値段的にも普通に間違えそうだ。そしてあとで気が付いたのだが、豚骨には「あっさり」「こってり」「焦がし」の3種類があり、あっさりとこってりは値段が同じ。焦がしは+40円。
まずは「特性九州黄金の丸鶏そば」890円。スープがかなり薄めの色だがタレが少し足りない。見た目だけではなく、味も薄い。飲んだ後に飲むにはちょうどいいくらい。また豚骨と鶏の二本立てで行くならもう少し「鶏」を前面に出した方がいい。鶏チャーシューはおいしかったが、スープは弱い。
一方の「豚骨」だが、こちらもあっさりしすぎで前記したように「豚骨と丸鶏」を謳うならもう少し豚を前に出した方が、、、、と思ったら、こってりがあることに気が付き、こってりは豚が出ているようだ。豚と鶏のメリハリがつくと面白いと思う。
この2店舗以外の既存店を忘れていると思うので復習。「恵比寿」(北海道)「麺屋こころ」(台湾まぜそば)「極ジョー」(和歌山)「でんやす」(広島・尾道)の全6店舗。

お店データ

麺屋ごうせい

麺屋ごうせい

東京都立川市柴崎町3-6-29 アレアレア2 3F(立川南)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。