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2018年3月5日の大崎裕史の今日の一杯

鹿児島県鹿児島市朝日通

ラーメン

鹿児島を代表する百貨店「山形屋」の近くにある1967年創業の老舗。メニューはラーメンと大盛りとライスしかない。席に着くと大根のお漬け物とお茶が出てくる。カウンター上にはお替わり用の漬物も出てくる。
ラーメン650円を注文。行ったのは日曜日、午後2時頃だが数人の待ちが出る人気。店内も活気があって繁盛店らしさを感じる。地元のテレビ局主催で「鹿児島ラーメン王決定戦」を3年前からやっており、こちらのお店も毎年ランクインしているのだが「出場辞退」ということで一度も出ていただいたことがない。私は20年近く前に来たきり、久しぶりに来てみた。薄茶色の半透明醤油豚骨鶏ガラスープにトッピングはチャーシュー、もやし、ネギと揚げネギ。「鹿児島ラーメン」というと「さぼん」や「くろいわ」のように白濁のイメージが多いがこういう半透明スープの薄味あっさり系も少なくない。九州の中でも独自のラーメン文化と言える。鹿児島の場合、スープの底にタレが混ざってない場合もあるのでよくかき混ぜて食べるのが流儀。逆に混ぜずに「最初は薄味、後半濃いめ」というレアな楽しみ方をする人も居るようだ(笑)。

お店データ

ふくまん

ふくまん

鹿児島県鹿児島市金生町6-13(朝日通)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。