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2022年8月22日の山本剛志の今日の一杯

「カレーつけめん」(1,100円)

1953年創業の「インディアン」。創業者の武田氏から受け継いだ永岡店主が味を磨き続けている。2013年に少し移転して、池上線蓮沼駅だけでなく、蒲田駅からも徒歩圏内。「支那そば」と「カレーライス」のセットで知られているこちらに、「カレーつけめん」というメニューがある。このメニュー、移転前の2009年に携帯サイトとのコラボメニューとして登場し、私も食べました。期間限定だと思っていたが、レギュラーメニューになっていたと知り、久々に食べたくなった。平日の昼過ぎに訪問しても地元の常連さんらしき姿も見られる。「カレーつけめん」には、ミニご飯が100円で追加できる。やはりカレーだとライスがほしいので一緒に注文。
 この画像で驚く人もいるかもしれない。つけ麺と言いつつ、麺側は完全に「支那そば」。鰹節などの魚介系素材に香味野菜などを加えた塩味のスープで、あっさりしながらじんわりと旨みが広がり、もちろんこれだけで完成した一品。そしてつけ汁は、黒くてじわっと辛いカレーソースがそのまま用いられている。支那そばから中太麺を引き出して、老舗洋食店からの伝統を受け継いだカレーに浸けて啜るつけ麺スタイルもよし、スープとカレーを一緒に口にするインディアンでならではの味わいも楽しめる。
 この店で「支那そばとカレーライスセット」を頼むと、カレーライスが少し遅れて提供されるが、「カレーつけめん」ではミニご飯が少し遅れて提供される。麺を食べ終わっても、ご飯をカレーに入れたり、カレーやご飯に支那そばのスープをかけたりできる。冷静に考えれば、「支那そばとカレーライスセット」と食材は同じなのだが、提供されるスタイルが変われば印象も少し変わる。交差しての食べ方も楽しく、そしてまた食べてみたくなる。

お店データ

武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン 本店

武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン 本店

東京都大田区西蒲田6-26-3 SSビル1階(蓮沼)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。