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2022年8月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区神田

【期間限定】冷製塩昆布水のTKM(卵かけ麺)

2021年12月9日オープン。
今年のミシュランビブグルマン新掲載候補、5軒のうちの1軒。(過去の掲載店の傾向から大崎が勝手にセレクト)
(他の4軒は「入鹿TOKYO」(六本木)、「嶋」(西新宿五丁目駅)、「BreakBeats」(祐天寺)、「百舌鳥」(赤坂))

そこが夏限定で出してるメニューを食べに行ってきた。
「冷製塩昆布水のTKM(卵かけ麺)」850円。

「TKM」は熊谷の「ゴールデンタイガー」が発祥と言われている「たまごかけ麺」(いわゆるTKG(たまごかけごはん)の麺バージョン)のこと。これがじわじわ広まってきている。

ここは「ゴールデンタイガー」ではなく、大阪の「桐麺」の「冷やし桐玉」を参考にした、と正直に言っている。ただし、食べたことがないので味はオリジナル、とのこと。(Twitterより)

「冷やし桐玉」1000円は今年4月から発売された新商品で関西で人気になっている逸品。

そして「冷製塩昆布水のTKM(卵かけ麺)」だが、「麺の茹で時間に8分前後かかるので提供までお時間をいただきます」とのこと。菅野製麺所製の太麺をじっくり茹でて水で締めている。底には真昆布・煮干・本枯節などで取った昆布水がある。カエシには貝柱・煮干・節・椎茸・沖縄の塩・カンホアの塩、などを使用。

トッピングは麺の上に「マキシマムこいたまご」、別皿に本枯節、有田産磯のり、九条ネギ。

まずは麺をそのまま食べてみる。あらかじめタレと和えてから盛り付けしてあるので、味は付いてあり、これがもう驚くウマさ。玉子を含めたトッピングは要らないのでは?と思えるほど。もしかして、混ぜていくともっとおいしくなるのか?と思いながら卵を混ぜたり、トッピングを混ぜたりして食べてみる。おいしいことはおいしいが、最初の一口がピークでその衝撃を超えることはなかった。

夏だからこの限定なのだろうけど、秋冬に向けて温かいバージョンでの再登場を願いたい。麺を食べ終わるとタレと卵が残るのでご飯推奨しているが連食途中の私は、それを我慢。そうなるとそれはしょっぱくて飲めなくなる。スープ割りでも欲しいところ。(そういう意味ではナポレオン軒はよくできてるなぁ〜。)
※このメニューは涼しくなる頃まで発売予定、だそうです。

TKMはまだまだ進化発展していきそうで面白いジャンルだと思う。
私も早く熊谷に行かねば。(←食べてないのかよっ!というツッコミは甘んじて受けます。。。)

お店データ

三馬路 東京店

三馬路 東京店

東京都千代田区内神田2-9-6 祥司ビル 1F(神田)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。