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2018年4月2日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市淀川区西中島南方

ふわっと濃厚鯛らー麺

関西望麺会、ラーメンEXPO、日本ラーメン協会懇親会、と三回お会いしてるのに店に行ったことがなかった。お店は鯛を使ったり泡系もあったり、気になるメニュー揃い。これは行かなきゃ、と大阪出張時に足を運んでみる。大きな通り沿いで明るい店内。スタッフも活気があり、なかなかいい雰囲気。
メニューが面白そうなものが並んでおり、ブランド真鯛の「鯛一郎クン」というのを使っているようだ。

鯛香る醤油らーめん780円
鯛を使ったスープに紀州湯浅角長醤油を合わせ、背脂でコクを加えている。この背脂を軽くしてタレも変えた「すっきり仕立て」というのもある。トッピングは鯛の皮を揚げたもの、豚チャーシュー、豚の角煮、味玉1/2、ネギ、メンマ。780円にしてはお得感有り。麺は全粒粉の中太、ちょっとつるつるしていて麺との絡みが若干弱い。

潮仕立て鯛塩らーめん800円
スープはもちろん、麺も具も醤油と違うのでこちらも食べてみた。玄界灘の「一の塩」というのを使っているらしい。麺は平打ちのつるつる麺。厚みのある鯛切り身が入っており、なんだか贅沢。(鯛ソテーは豚または鶏のチャーシューと交換可能)これで800円なのだからありがたいメニュー。プチトマト、岩海苔、なども入っている。鯛風味はこちらの方がわかりやすい。

ふわっと濃厚鯛らー麺(何故か他とラーメンの表記が違う)800円
限定商品のようだが近いうちの定番へ昇格するそう。今後はこれがウリになりそう。スープは鯛のアラなど、鯛のみで取った鯛白湯。しかも泡立てており、関西で流行っている「泡系」仕様でもある。

いずれも無化調なので塩味や鯛白湯は若干優しい感じはするが良くできている。
元々日本料理店などを経営している会社なので鯛のアラなどは安く入手できるのでこれらのメニューが展開できる。無化調、全粒粉、泡系、鯛、とキーワードが並び、普通ならそそりそうだが、ラーメン好きがあまり食いつかない感じもわかる。でも、それぞれよくできてるなぁと感心する仕上がりであった。

お店データ

うまい麺には福来たる 西中島店

うまい麺には福来たる 西中島店

大阪府大阪市淀川区西中島5丁目9-2 新大阪サンアールビル東館(西中島南方)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。