ここ数年、話題店が次々と登場する千歳烏山駅周辺。京王線の特急停車駅になって、商店街が元気なのも、ラーメン店が増えている一因なのかもしれない。
千歳烏山駅からは8分ほどと、少し歩いた松葉通り沿いに2024年7月開店したのが「ワタリガラス」。「カラス」では珍しく渡り鳥として生息している鳥の名をつけたこの店は、水道橋の「八咫烏」で修業したとの事。ランチでは「節そば」と「握り」を基本に、ディナーではそこに豊富なお酒と小皿料理も加わる。「節そば」を醤油味で、握り2貫とのセットで注文。
厨房に鰹節削り器があり、配膳時に削りたての鰹節を目の前でトッピングしていく。スープも鰹をメインにした和出汁をベースに、香味野菜をオリーブオイルに入れた香味油が輪郭を描いた醤油味。菅野製麺の中細ストレート麺が、シャッキリと茹でられていて、水菜やネギがアクセントになっている。
握りのネタは日替わりとの事だが、シャリはふんわりと握られ、カウンターに置かれたケースから出された、厚めに切られたネタに醤油を塗っているので、醤油をつけずにそのまま食べられる。ラーメン店で食べた握りの中でもかなり印象的。「ラーメン」と「握り」、「ランチ」と「ディナー」の間を渡る、烏山の気鋭店にはこれからも注目です。
















