なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2015年8月28日の大崎裕史の今日の一杯

千葉県浦安市新浦安

天華名物コショーそば

品川の駅前路地裏にあまり綺麗ではないが味はしっかりした名店「天華」があった。担々麺や汁なし担々麺もしっかりおいしかったが、ここの名物は「こしょうそば」だった。今年の4月に店主が亡くなり、惜しまれながら閉店。
ところが、そのまぼろしとなった「こしょうそば」が息子の手によって復活したという。しかもその息子さんは赤坂四川飯店で27年間も修業をしたという本格派。新浦安に本格四川ダイニングとしてオープンしたのだった。
「こしょうそば」が好きだった私は早速ランチに行ってきた。ラーメンだけを食べるには気後れしてしまう雰囲気。むしろ夜にゆっくりコース料理をいただきたい。お目当てのものは「天華名物コショーそば」950円(税別なので1026円)としてあった。夜のメニューを見せてもらったがそちらは「まぼろしのコショーそば」として同金額でメニューに載っていた。
出てきたコショーそばは品川時代は通常の丼だったが大きな器に変わっていた。ビジュアル的には昔と同様にたっぷりの胡椒。その下にあんかけタンメン。具は豚肉、筍、白菜、もやし、フクロタケ。麺は浅草開化楼製の細麺。丁寧に作っているからか、父の味を超えたのでは?と思えるほどおいしかった。また食べたい、と思うがちょっと遠くなってしまったのが痛い。

お店データ

四川ダイニング 王冠

四川ダイニング 王冠

千葉県浦安市入船4-9-8 グリーンランドⅢビルB1F(新浦安)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。