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2019年2月26日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区人形町

焼き鰆そば

大崎広小路前の店舗が2019年2月12日にこちらへ移転オープン。老舗製麺所「大成食品」直営店で店名は「麺彩房 大崎店」から「麺彩房 弐 NEXT」へと変わった。
以前は大成食品が麵を納めていた「麺や金座」があった場所。前の大崎広小路も同じような形で前の店が閉店した場所をそのまま譲り受ける形でオープンし、場所が厳しいのではないかと思われていた場所を繁盛店に仕立て上げた実績を持つ。
今回は場所は悪くなく、人形町から近い。ただし、近い分、競合店(ラーメン店や飲食店多数)が多い。果たしてどんな手を打ってくるのだろうか?

主なメニューは、豚そば800円、鶏つけ800円、焼き鰆そば800円。
移転前とはメニューを一新。豚ガラベースのラーメン=豚そば、鶏ガラベースのつけ麵=鶏つけ、と分けているところが面白い。さらに「麵や金座」時代のメニュー「焼き鰆そば」を受け継いでいる。大崎広小路時代の人気メニュー「濃厚つけ麺」を封印したのは場所柄を考えてのことなのか、時代を考慮したのか?

何を頼むか、これは悩む。焼き鰆そばにしてみた。
清湯と言って良いだろうスープは焼き鰆がかなり効いている。
金座時代の説明書きだと”鰆”の幼魚である「サゴシ」の煮干しを使用していることになる。これがアゴダシみたいなパンチのある効き方をして、他とは違ったおいしさ。麵も大成食品のはいろいろ食べているが、これはちょっと珍しく、なめらかながらスープを拾い上げてくれて、実にマッチしている。

前回もおいしかったのに苦戦したと言うことで、前回の値段900円を今回は800円に下げている。近ければ、豚そば、鶏つけも食べてみたいところだ。

お店データ

麺彩房 弐 NEXT

麺彩房 弐 NEXT

東京都中央区日本橋人形町2-6-12 渡辺ビル1F(人形町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。