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2024年6月26日の大崎裕史の今日の一杯

背脂煮干し中華そば(塩:背脂増し無料:950円)

最近、大崎駅周辺が賑やかだ。新店が続出。オープン日が新しい順に並べてみる。
2024年6月19日 背脂煮干し中華そば 和市 大崎店
2024年6月8日 舎鈴 大崎ゲートシティ店
2024年6月6日 らぁ麺 ちり葉
2024年5月4日 麺屋ちさと
2023年11月2日 つじ田 大崎店
2023年7月18日 町田商店 大崎店
ここ1年で6店舗がオープンしている。以前は、ラーメン専門店だと「六厘舎」「あの小宮」「長浜や」くらいしか無かったのに。特に6月オープンの「ちり葉」は、「六厘舎」と「長浜や」の並びに3店舗目としてオープンし、一番新しい「和市」も「ちさと」と「つじ田」の間に出店し、カフェ1軒を挟んで3軒並んでいる。周辺に会社が多いとは言え、こんなにラーメンニーズがあるのだろうか?
というわけで今回は「和市」の大崎店へ行ってみた。新橋本店に続いて2軒目である。
『2021年4月11日の大崎裕史の今日の一杯』によると新橋の「和市」についてはこのように書いてある。
『こちらの店主と「ゆしまホール」の店主が仲がよく、今回の出店に至ったそうで「ゆしまホール」のスタッフが手伝いに来ていた。
店主が新潟出身で燕三条系ご当地ラーメンを提供。「ゆしまホール」店主は蒲田の強烈煮干しの「宮元」出身なので煮干しには慣れていることだろう。』
主なメニューは、背脂煮干中華そば(醤油/塩)、あっさり中華そば(醤油)、つけ麺、背脂まぜそばの四つでいずれも950円。それぞれトッピングで味玉(+150)、岩のり(+150)、特製(+350)などがある。
新潟の燕進化型(メニューが増えている、という意味で)と言っていいだろう。背脂煮干中華そばを塩で無料の背脂増しにしてみた。
背脂増しなのでスープ一面が背脂。醤油か塩かわかりにくいほど。飲んでみると間違いなく塩で煮干しが効いておいしい。
具は大きめのチャーシュー、玉ねぎ、岩のり。麺は三河屋製麺製の中太麺。この手のラーメンが好きな人には申し分ないでき。驚くべきことも無いが、がっかりするところもない。実においしい。背脂好きなので増しにしたこともあり、レンゲですくって食べていたらスープまで完飲。背脂を増やさなくても完飲していたであろう、おいしさ(好み)。私もそろそろ背脂とかラードとか控えなきゃいけない歳(65歳)になってきたので、減らそうとは思っているのだが、こればっかりはそう簡単はいかない。
面白いことに隣の「ちさと」は背脂チャッチャ系のレジェンド「弁慶」出身者ではあるが偶然なのか、知っていたのか、メニューを変えてきた。なので3軒並んではいるが、三者三様、飽きずに食べられそうだ。
この店での次回は「あっさり」を食べてみたい。(さらにその次には、つけ麺、まぜそばの順で)

お店データ

背脂煮干し中華そば 和市 大崎店

背脂煮干し中華そば 和市 大崎店

東京都品川区大崎1-20-8 INOビル 1F-C区画(大崎)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。