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2019年3月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区面影橋

【期間限定】塩こってり

手元に「がんこ系図」がある。西早稲田が総本家だった頃のモノだ。
家元の一条さんは四谷三丁目でいまだに2時間待ちの大行列を作っている。
総本家の店長・小川さんが今でも西早稲田店の店主だ。
髭も伸び、仙人のような胡散臭さ満載の風貌である。
創業地からは福井(二代目)。
青戸から青戸、高円寺、末広町と繋がる。
内藤町から行徳。
総本家からの系統は、本郷、松戸、市川、高田馬場、上福岡、江古田。
直系二代目として高田馬場に出店、行徳直系として「盛」。
分家として「あすなろ」「福福」(初代と二代目)、「勇」(銀座・草加)、「骨ラーメン」(篠崎)。

整理してみたが、予想以上に大変だった。ほとんど食べに行っている。行ってないのが移転後の相模原、米子、鎌ケ谷、大手町の屋台、盛の両国支店。

コレクターの私であるが、この場所に総本家があった時に一番通ったものだ。「悪魔」というメニューの全盛期。イベントも多かった。そんな日に近くで飲み会を開いて、食べては飲み、また食べに行っては飲み会に戻り、なんて日もあった。

ラーメン王の小林さんは、この頃、ここでバイトしていた女性を伴侶にしている。と書くと「ナンパしたように思われるかもなぁ〜」と言っているが、口説いたのは間違いない。ただ、それがお店ではなく、ラーメン仲間達と飲み食いしていた時の違い。

あの頃は面白い時代だった。がんこのラーメンもおいしかったし、家元も面白かったし。(もちろん今もがんこはおいしいし、家元は面白い)懐かしい。

そんなことを思いながら久しぶりに入ってみた。メニューはほぼ当時のまま。期間限定で「塩こってり」900円というのがあったので、それにしてみた。油分たっぷりで胃にはきつかったがおいしかった。ただ、中は凄い状態になっており、昔のがんこを知らない人や潔癖症の人にはまったくオススメできない。(笑)

他のがんこもまた巡ってみたくなった。
下記参照。

暖簾分け営業中
「元祖一条流がんこ 総本家分店」(相模原:実弟)
「宗家一条流 八代目直系 がんこラーメン」(町屋)
「宗家一条流がんこラーメン 十八代目」(大阪難波)
「一条流がんこラーメン系 拉麺居酒屋 AKAMARU」(池袋)
「元祖一条流がんこ 二代目」(福井)
「がんこラーメン 華漸 -KAZEN-」(米子市)

「覆麺 智」(神保町)
「きくちひろき」(熊谷)
「らーめん屋 盛」(住吉)

閉店
「元祖一条流がんこ 長津田分店」
「宗家一条流がんこラーメン 池袋店」
「元祖一条流がんこ 八代目」(末広町)
「元祖一条流がんこラーメン雅」(福井)
「宗家一条流がんこラーメン本家直系(康・雅・賢) 神田小川町店」
「宗家一条流がんこラーメン」(浜松)
「高戸橋がんこラーメン」(高田馬場)
「宗家一条流がんこラーメン 八代目直系」(落合)
「元祖一条流がんこ総本家 分店」(相模原市:移転復活)
「一条流がんこラーメン吉三郎」(鎌ケ谷)
「宗家一条流 八代目直系 がんこラーメン 町屋店(屋台)」(大手町)
「元祖一条流がんこ十二代目 がんこ」(本郷三丁目)
「宗家一条流がんこ八代目分家 味輝拉」(溝の口)
「元祖一条流 がんこラーメン ラーメン国技館」(台場)
「元祖一条流がんこ 客分目黒店」(目黒)
「元祖一条流がんこ 十三代目直系 大塚店」
「らーめん勇」(銀座→草加)
「らーめん屋 盛 両国店」

お店データ

元祖一条流がんこ 西早稲田店

元祖一条流がんこ 西早稲田店

東京都新宿区西早稲田3-15-7(面影橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。