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2018年8月4日の大崎裕史の今日の一杯

白豚骨ラーメン

5-6年前、飲食業界の人から「一番軒に行ったことありますか?ものすごく繁盛してるんですよ。」と言われ、聞いたことがなかったので食べに行ってみた。電車に乗ってる間に検索してみると「あれ?チェーン店?そこに私は食べに行くの?」と若干意気消沈しながら、店に行ってみた。ファミレス風の大きな店舗。そういうラーメン店は東京ですらなかなか行かない。でも、名古屋で行ってしまったのだ。
わかったことは、とにかく繁盛している。幅広い層に受けている。ファミリー向けと言っても良いかもしれない。導線とか、メニュー構成とか、接客とか、味も良くできていると思った。その「一番軒」が新宿に出店すると聞いて、「おぉ〜とうとう都内進出してきたか〜」と感慨深かった。ついでにホームページを見たらいつの間にか、4つのブランド展開をしていた。パートナー店舗(FCのことか?)含めて18店舗。1号店が2000年だから18年で18店舗は1年に一店舗ずつ増やしている計算になる。と思って沿革などを眺めていたら2015年に「熟成豚骨 一番軒 三田店」を開店したのを忘れていた。1年ぐらいで閉店してしまったので食べず終いだった。

私が以前食べたのは「長浜ラーメン一番軒」(名古屋市名東区)。そして新宿に出店したのは「熟成豚骨ラーメン専門一番軒」。三田に出したのと同じブランド。西武新宿駅から近いのだが若干、裏路地感が漂う。8/1ー8/4まで通常の白豚骨ラーメンが500円の開店サービスを行っていた。その割には空席も目立った。他のメニューも白豚骨ラーメンと同じく230円引きで食べられるようだ。

出てきた白豚骨ラーメンはミルキー豚骨。なんだか久しぶりに食べた気がする。博多風龍などに似た感じのスープ。麺は博多麺と中華麺を選べることができ、それぞれ麺の固さを指定できる。私は博多麺のかためを。茹で湯の温度が高くないときにこういう違和感のある麺になることがあるがそれは少し残念。接客も良好で知られてくると営業時間も長いし(11-翌5時迄)、ニーズを受け止めるのではないかと思う。

お店データ

熟成豚骨ラーメン専門 一番軒 東京歌舞伎町本店

熟成豚骨ラーメン専門 一番軒 東京歌舞伎町本店

東京都新宿区歌舞伎町1-28-3(西武新宿)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。