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2016年9月24日の大崎裕史の今日の一杯

愛知県名古屋市中村区国際センター

ラーメン+もやし増量

名古屋で人気の如水グループ新店(と言っても昨年6月オープン)。
最寄り駅は「国際センター」だが、柳橋市場内にあり、名古屋駅からも歩ける。実際私は雨の中、歩いた。朝6時からやっているので出張族にも便利だし、もちろん朝ラーとしても使える。
開店当初は立ち食いのみだったこともあるようだが、今は簡易テーブルが設置され、店頭で座って食べることができる。いわゆる「店内」というのが存在しない。イメージ的には築地の「井上」を想像してもらえばよい。
写真だけ見ると「二郎系」に見えなくもないが、スープはあっさり。もやしが無料なのでプラスした時のビジュアル。これでラーメン650円(もやし増量無料)だからありがたい。
昔からあるタイプの中華そばで動物系がベースの清湯背脂醤油味。麺は細め。まさに中華そば。
途中で卓上にある「スタミナ」を加えると味変で楽しめる。沢山入れたら台湾ラーメンみたいになってしまったが、この「スタミナ」はなかなかおいしい。多少の辛味と旨味が追加される。
老舗感があり、心地よい一杯だった。
あとで地元の人に聞いたら昔から名古屋に複数店舗ある「ラーメン福」(昭和53年創業)のインスパイアらしい。スタミナ辛子もその店のウリ。私も名古屋では100軒以上食べてると思うが、その「ラーメン福」は食べたことがなかったので次回はそちらも食べてみたい。現在10店舗あるチェーン店でそういう意味では優先順位が高くなかった。しかしながら、「スガキヤ」に次いでソウルフードとも言えるラーメンと言われたら食べずにはおれない。さらにはその「ラーメン福」自体が京都の「ラーメン藤」の流れらしい。そう言われるとあの味にも納得。実際「福」一号店の当初の名称は「藤」だったらしい。

お店データ

中華そば 大河

中華そば 大河

愛知県名古屋市中村区名駅4-15-2 マルナカ食品センター内(国際センター)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。