なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2025年7月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都豊島区池袋

【夏季限定・池袋店限定】冷やし魚郎(1000円)

こう暑い日が続くと日和って冷やしを食べたくなる。今回はガッツリ系の冷やし。「魚郎(ぎょろう)」池袋店は池袋駅から少し距離があるが地下街からお店まで地下で繋がっているのがいい。しかも会社から行く際は中目黒駅から副都心線を使うので、さらに「魚郎」には近くなる。ところが今日は階段を登るのも面倒くさがってエレベーターを使ってしまった。するとはす向かいに出て、「豚山」の前を通っていくことになる。前店舗の「わだ」時代からいつも直結の地下を通っていったのでこんなに近くに「豚山」があるのに気が付かなかった(笑)。これは大変な立地。
さて、「魚郎」は「せたが屋」グループのガッツリ系。大阪に2軒、野田に一軒、計4店舗展開中。夏季限定の冷やしが7月20日から発売開始。(冷やし魚郎は池袋店限定)
「魚郎」はガッツリ系だがなんせそこは「せたが屋」グループなので、他のインスパイア系とはスープが違う。煮干しや鰹出汁の魚介系を効かせたもの。なのでガッツリボリュームもあるのだが、意外とさっぱりすっきり。そんな「魚郎」をベースにして夏季限定の“冷やし魚郎”ができあがった。魚郎のスープに追い鰹してきっちり冷やしてある。ガッツリ系の冷やしと言えば「千里眼」(東北沢)が有名。(ただし、ここ二年間は発売を休止して冷やしまぜそばを発売している。)なので、同様に冷やし中華風で来ると思ったのだが意表を突いて「冷やしラーメン」だった。ちゃんとスープもたっぷり入っている。冷やしラーメンの際は油にも気を配らねばならない。固まってしまうから。ここでは植物系の煮干しオイルを使用することで固まらずにコクを出している。トッピングはでかいチャーシュー、背脂風天かす(これがなかなかいい役割を果たしている。味付けしてあり、ニンニクも入っている)、鰹節、大葉、もやし。さすが他とは違ったタイプで出してきた。これがなかなか素晴らしい一杯だった。無料トッピングはヤサイとニンニクで今回はヤサイのみマシにした。麺量は225g。9月中旬くらいまでは出す予定。暑ければ暑さがおさまるまで出すとか。ただし、人気が無ければ早めに終了することもあるそうなので、無くならないように食べに行きましょう!(笑)

お店データ

THE魚郎

THE魚郎

東京都豊島区西池袋5-1-3 メトロシティ西池袋 1F(池袋)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。