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2021年9月1日の大崎裕史の今日の一杯

京都府京都市中京区烏丸御池

特製イベリコ豚つけ麺

slurp(スラープ)@烏丸御池(京都市)

2020年11月19日、『セアブラノ神』のセカンドブランドとしてオープン。
slurpは「啜る、音を立てて食べる」という意味。
外観がかなりオシャレで「ここで合ってるかな?」と思ったほど。中に入ってもそのオシャレ度合いは変わらないどころか、さらに素敵な空間。おまけに女性スタッフが多くて「私が食べに来て大丈夫?」と戸惑ってしまうほど(笑)。スタッフは男性一人の女性3人、だったかな。(開店当初は女性のみだったみたい)

「セアブラノ神」は壬生(四条大宮/大宮)に本店、伏見に「セアブラノ神 伏見剛力」、烏丸に「錦 セアブラノ神」があり、京都でも勢いのある店。東京ラーメンショー2019でも大活躍していただきました。「見た目はこってり食べたらあっさり、進化した京都背脂チャッチャ系」

3軒とも京都背脂系だったのに、4軒目はガラリと変わりました。なんと「つけ麺」がメイン!
主なメニューは特製イベリコ豚のつけ麺(1200円)、イベリコ豚のつけ麺(950円)、鶏冷やしらぁ麺(900円)、生醤油らぁ麺(900円)、豚骨白湯らぁ麺(850円)、天然塩らぁ麺(800円)、など。

開店当初はイベリコつけ麺として1200円だったようですが、今は特製1200円と通常950円とに分かれています。

蓋付きのラーメンは何軒かでありますが、蓋付きのつけ麺は初めてかも。蓋を開けるといい香り。柑橘系の風味も。そしてスープ割り用の出汁がポットに入って一緒に出てきます。

まぁ、盛り付けが美しい。洋食のセンス。既存店は背脂チャッチャ系なのでどちらかと言えば男らしさのあるラーメンでしたが、女性向けというわけではないけど、うっとり見とれてしまう。同じ店主がやってるとは思えないほど。(←いい意味で、ですよ。)

麺皿に豚チャーシュー、ブロックローストチキン、小松菜、白髪ねぎ、浅葱、ゴマ、三つ葉。
つけ汁側にイベリコ豚、三つ葉。
ローストチキンに粒マスタードなんて、まるでシェフの料理。
つけ汁は半透明の塩味。やや甘味があるが塩味も効いて、実においしい。イベリコ豚も思ったより入ってます。

まずはつけ麺を食べるときの私なりの食べ方。いつものように麺だけをslurp(スラープ)。(←言ってみたかっただけ)具沢山なので少し掘り起こさないと麺が出てきません。昆布水なのか、汁に浸かってますがこの汁が昆布水だけじゃないおいしさ。薄味は薄味でもちゃんとおいしい。このままでイケそうなくらい。でも、ちゃんとつけ汁に浸けて食べると、あ〜おいしいわ。最近、塩味のつけ麺って食べてないから妙に新鮮。そしておいしい。麺もいい。(麺屋棣鄂製)

スープ割りは軽めの鰹出汁かな。少しだけ割って飲み、たっぷり割って飲み、そして完飲。

女性スタッフの接客サービスも素敵でホントに「私が来て良いの?」という気後れ感だけが難ですが(笑)、いいお店です。

お店データ

セアブラノ神 slurp

セアブラノ神 slurp

京都府京都市中京区菱屋町33 珠光ビル三条 1F(烏丸御池)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。