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2020年2月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都三鷹市三鷹

煮たまご入りワンタンメン

2020年2月8日オープン。今年は「満月」創業60周年で、そのタイミングで東京初進出。(その前に仙台に進出して、それを閉めて東京へ)それにしても三鷹という場所を選んだのは意外だったが「山形の酒田本店と同じ価格でご提供させて頂いております。」と書かれており、それを踏まえての物件探しとしての結果だったのかもしれない。この日(開店5日目)は地元のおじちゃんおばちゃんと思われる人も多数来ており、まだまだ開店景気か。開店日にはワンコインサービスをやっていたこともあり、50名とか80名の行列ができた、という噂。
11時35分に駅を出て私の足(割と早歩き)で11時44分着。徒歩9分。駅の南口を一本なのでわかりやすい。店外10人待ち。24席あるので回転もそんなに悪くないが並び始めてから食べ終えるまでには40-45分ほど。
量が掲示されており、麵180g、ワンタン4個、スープ450㏄、チャーシュー2枚(国産外モモ肉)。
スープがたっぷりなのは知っていたので煮玉子入りワンタンメン890円を注文。
テレビや雑誌などで「初訪時には基本メニューを」などと言ったり書いたりしているが、この店の場合は「デフォがワンタンメン」と言っても良いだろう。スープ多めで写真映えを気にして煮玉子入りにした。
油分が控えめなスープはあっさり醤油味なのだが、「酒田ならではのトビウオの焼き干しをはじめ、煮干しや昆布などの魚介系のだしを効かせたスープが特徴」(HPより)で一口目から和出汁が効いてかなりおいしい。こう言っちゃなんだが「開店記念のスープ」なのかと思ってしまうほど、出汁が効いていて450ccと多めのスープでもほとんど飲み干した。実においしい。都内では似たような味を思い出せないほどガツンと効いていた。麺は都内製麺所にレシピ提供した特注麺だがかなり柔目。おそらくあえての柔目だと思うがもっと良くなると思う。自家製麺がウリの酒田の店が製麺所頼みとは少々残念だが、場所の問題とあればしょうがない。ワンタンはとろけるような感じでこれも慣れてくるともっと存在感を増すと思う。なんせ主役だし。
店内厨房には二代目店主・齋藤直さんともう一人の男性(この人が後の店長か?)で奮闘。フロアは女性スタッフ。

お店データ

ワンタンメンの満月 三鷹店

ワンタンメンの満月 三鷹店

東京都三鷹市下連雀4-16-15 東洋三鷹コーポ104号(三鷹)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。