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2020年11月6日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区西新宿

五輪洞ら〜麺+つけめん

「今日の一杯」は「麺屋武蔵五輪洞」。私はこの日、どうしてもラーメンが食べたくて「五輪洞ら〜麺」を食べた。しかし、周りの人がほとんどつけめんを食べていて、それが実においしそう。メニューはつけめん3種類(あっさり、こってり、辛味)にそれぞれトッピングが入った物。ラーメン系は「五輪洞ら〜麺」のみ。随分思いきったシフト。もはや「つけめん専門店」だ。そこで、ら〜麺だけでこのお店を語ってはダメだろう、とつけめんの再食をしてから書こうと思ったがなかなか来られず終いだったので、「いけ麺」さんのつけめんレビューと私のら〜麺の合体ということで。(写真はつけめんレビューが多いのでら〜麺の写真)

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2020年10月22日、西新宿の新店「麺屋武蔵 五輪洞」へ。
2018年10月11日、田町にオープン。麺屋武蔵の新宿総本店、二天、武骨、虎洞、武骨外伝、鷹虎、神山、武仁、巌虎、虎嘯、武骨相傳、蒲田店、芝浦店、浜松町店に次ぐ15店目にして久々の新店。
そしてその二年後の10月14日、田町・三田から移転リニュアルオープン。五輪洞は何度もリピしてただけに、移転にはビックリ。気を取り直して追っかけw

店の場所は丸の内線西新宿駅1番出口徒歩約10秒。青梅街道沿い。柏木ふじ家の跡地。メッチャ繁華なストリートで、外観撮影は困難を極めますw

入店するとまずタッチパネル式券売機で食券購入です。主なメニューは、つけ麺(あっさり味)850円、つけ麺(こってり味)900円、つけ麺(辛味)900円、五輪洞ら~麺1000円、他。

つけ麺のゆで前麺量は並盛り200g、中盛り250g、大盛り300g、2倍盛り400g、2.5倍盛り500g、3倍盛り600g(ゆで後1kg)。ゆで後1kgまで同料金。

奥にずーっと長い店内は、奥突き当たりが厨房で手前が客席スペース。席は半分から手前が、壁に向かったカウンター7席、4人卓x2、2人卓x2。奥にもテーブル席多数。

カウンターは1席ごとにアクリル板の仕切りあり。カウンターは1席ごと、テーブルは1卓ごとに消毒液配置。20:30頃到着で先客4後客8。
スタッフはホールに1名、あれ?社長の矢都木さん!?奥は2名しか確認出来ず。

BGMはポップス。箸はビニール袋入り割り箸。卓上調味料は無し。リクエストすると、ミル入りミックスペッパー、酢が提供されます。

そして待つことしばし、「つけ麺(あっさり味)並盛り」完成で〜す♪
ざるに盛られた和趣溢れる装いで着丼。
具はつけ汁にチャーシュー、メンマ、小口切りねぎ、鰹節。麺の上に三つ葉。

麺は断面が角形のゆるやかにウェーブのついた中太タイプ。もっちもっちでぷりっぷりで麺のクオリティは絶品。この麺は最強じゃないかと。

さらさらのつけ汁は。削り立ての鰹節がガッツリと効いて、多様な食材のエキスが層を成す分厚い出汁が特徴的。軽く酸味の効いた、まさにうま味の奔流といった味わい。

武蔵野うどんみたいな麺をシャバシャバのつけ汁にざぶんと浸けて一気に啜ると、そりゃもうパラダイス。やられた!って感じですごく美味しい!
スープ割りはポットで提供。もともとざるうどん風なのが、スープ割り後はさらに和風にシフト。旨すぎて止まらずつゆ完。
おいしく完食!つけ麺(こってり味)も食べてみたいです。ごちそうさま!
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10月23日に訪問。この日も矢都木社長がいた。力を入れているのがわかる。そういや蒲田の時も数日、出ていたかな。さすが現場派のたたき上げ社長。
お店は「つけめん専門店か!」というくらいのつけめん推し。しかし、この日はどうしてもラーメンが食べたくて「五輪洞ら〜麺」1000円を食べた。ちなみにら〜麺メニューはこれのみ。具は他店でいうところの特製風。メニューはフルリニューアルで三田時代とはまったく違ったものになっている。麺量は並が150g、大盛200gから選択。並を選択。おそらく削り立ての鰹節(厨房が奥で見えない)がのっているが、スープを吸って別物に見える。手前にあるのがそう。スープは動物魚介の清湯醤油。丼が今風のスープが少なめのもの。武蔵では珍しい。(三田時代と同じかも)目立った特徴はないがしっかりおいしい。驚いたのは加水低めの細麺。これもまた武蔵では珍しい気がする。(最近の限定はそんなに食べてないので未確認)チャーシューは薄切りスライス。角煮のようなデカいのがウリだったのでこれまた驚き。他に味玉、メンマ、三つ葉。ビジュアルだけだと「麺屋武蔵」とは思わなさそう。無難においしかったがやはり電車に乗って食べに来るとするなら「つけめん」かな?と思って再訪を誓った。

お店データ

麺屋武蔵 五輪洞

麺屋武蔵 五輪洞

東京都新宿区西新宿8-5-3(西新宿)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。