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2019年2月24日の大崎裕史の今日の一杯

1990年頃から屋台を始め、1994年4月、神代植物園(深大寺)近くで創業。店名は息子さんの名前から。
店名に「にぼし」を入れた先駆者であり、1990年に発行された通称「ぴあの赤本・黒本」を見る限り、店名に「にぼし」が付いている店は他に無い。
創業者は料亭の息子として生まれ、若い頃はギタリストとして活躍。その時代、白河に何度か訪れ、「とら食堂」の先代にラーメン作りを教えてもらったこともあったとか。かといって白河ラーメン風ではない。

2006年11月、現地に移転オープン。2013年5月に創業者が亡くなり、新生「たけちゃんにぼしらーめん」となる。

新体制になってから何度目かの訪問になる。基本の「らーめん」790円を注文。
醤油と煮干しがキリッと効いた和風魚介スープは無化調だが実にコクがある。小さな柚子片が効果的に爽やかさを演出。
麺は自家製中細。具は、バラチャーシュー2枚、メンマ、ネギ、ナルト、海苔。チャーシューは存在感があり、柔らかいのに肉感があっておいしい。
屋台時代を含めると30年近くになるが、王道をゆくもののそんなに古くささはなく、おいしくいただける。存在感のある一杯だった。

大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。