家系ラーメンの元祖は、横浜で1974年に開店した「吉村家」。横浜のご当地ラーメンという枠を越え、最近ではラーメンの人気ジャンルとして全国に広まっている。神奈川県で多く見られるのは当然だが、東京に負けない程の「家系ラーメン熱」を感じるのが千葉県。様々な家系ラーメン店が千葉県で活躍しているが、そのきっかけとも言える千葉市の2軒が、みつわ台の「千葉家」と同期のこちら。「家系御三家」と呼ばれてきた「本牧家」で修業した方が、1999年に「中野家」として創業し、翌年末広街道沿いに移転して改名。(横浜では、後に「末廣家」が開店しているが関係はない)
平日の開店10分ほど前に店頭に着くと、既に10人近い行列ができていて、人気ぶりに驚く。「ラーメン」に海苔とほうれん草を追加し、全部「ふつう」で注文。豚骨醤油のスープはうっすらと濁りを見せつつ、近年の家系ラーメン店でみられる強い・濃い食感とは一線を画している。ところが、豚の旨みが醤油ダレと絡んだ味わいが見事で、酒井製麺の短めな中太麺をテンポよく啜る合間に、丼に惹き込まれるようにスープもどんどん飲めていく。
この味は「クラシック家系ラーメン」とも評されているが、「クラシック」というよりも「トラディショナル」という言葉がフィットするように思える。家系ラーメンの中でオンリーワンにして、トップランナーでもある事に間違いないと感じた。
















