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2023年9月10日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区池尻大橋

チャーシュー釜玉油そば(1150円)+揚げニンニク&ガリマヨ

中華そば 千乃鶏@池尻大橋

オープン自体は昨年3月でその頃に食べていておいしかったお店。
昨年11月頃から、『夜限定』の「釜玉油そば」というメニューが出ているのを知り、食べに行こうと思っていたが、なかなか夜だと都合が付かずにようやく先週の土曜に行ってみたら20人以上の行列。いつの間にか、こんなに人気になっていたのか!と出直すことにした。そして平日の17時半に到着。正確には開店時間(17時半)の5分過ぎ。私が座ってちょうど満席のグッドタイミングというか、ギリギリなタイミングだった。食べ終えた頃には外待ち3人。やはり人気なのね。

釜玉油そばは850円。ここは前回食べたときにチャーシューもおいしかったのでチャーシュー釜玉油そば1150円にしてみた。食券を渡すときに「揚げニンニク」と「ガリマヨ(ガーリックマヨネーズ)」を付けるかどうか○を付ける(無料)。もちろん○。

出てきたビジュアルは今流行りの「TKM(たまごかけ麺)」そのもの。しかしここはメニュー名のように「釜玉油そば」なのである。これまたもうひとつのトレンドである“釜玉”も取り入れている。実に巧い商品作りだと思う。ちなみにこちらは二郎系インスパイアで人気の「千里眼」姉妹店。「千里眼」自体も数年前から冷やし中華でブレイクしているように商品作りがとにかく巧い。もちろんウマい。

そして出てきた私の注文。「あれ?私はチャーシュー入りを頼んだんですけど」と喉元まで出かかったが、そういえば、ここは具を麺の下に入れてるんだった。危うくクレームを入れて恥をかくところだった。

麺は温かく、いわゆる釜玉仕上げなのだろう。麺だけ食べてもおいしい。器の底にタレや具が入っているのでかき混ぜてから食べる。具はチャーシュー、ほぐし肉、卵黄、メンマ、海苔、刻み玉ねぎなど。やや甘めのタレが濃いめに効いていて麺や具と絡み、実においしい。予想通り、チャーシューも柔らかくおいしいので増して正解。半分くらい食べたところで揚げニンニクとガリマヨを投入。ジャンクなまぜそばに味変。言うまでもなくおいしい。ご飯を加えるのがベストかな。(私は我慢)

いやいや、おいしかった。どうやらこのメニューだけの人気で並んでいるわけではなく、中華そばも昆布水つけ麺も人気のようだ。つけ麺も食べに来よう。

お店データ

中華そば 千乃鶏

中華そば 千乃鶏

東京都世田谷区池尻2-36-11(池尻大橋)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。