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2016年12月7日の大崎裕史の今日の一杯

鹿児島県霧島市

ラーメン

鹿児島には仕事と旅行で何度も来る機会があり、札幌・福岡・大阪などに次いで多く来ている。すでに鹿児島のラーメンは150軒くらいは食べていると思う。しかし、それでもまだまだ知らない店がある。この店は鹿児島空港の近く。頑張れば歩いても来れるくらいの距離。外観はファミレス風だが、れっきとしたラーメン専門店。ラーメン、チャーシューメン、みそラーメン、みそチャーシューメンの小中大があるだけ。他には「めし」と「餃子」。しかも、ここのチャーシューメンは12時頃には売り切れてしまう人気メニュー。

通常のラーメン中600円にも大きいチャーシューが3枚付いてくる。知らないと「私、チャーシューメンじゃないです」と返してしまうくらい。チャーシューメン中730円だとどれくらい付いてくるんだろう?この店はこのチャーシューが人気になっていると思って良いだろう。基本のラーメンに3枚入っている、と書いたがこの1枚が分厚くてそこそこの量がある。それが3枚付いているのだ。3軒目だった、というのもあるが並ラーメンですらやっとだった。チャーシューメンだと1軒目で撃沈かも。でも、このチャーシューはホントに旨い。醤油ダレでしっかり味付けされており、その味がスープに流れてさらにおいしくなることを計算しているかのような濃いめの味付け。でもうまいので、撃沈しようが次回はチャーシューメンを食べてみたい。(調べたら2013年10月からチャーシューメンのチャーシューが2枚減ったらしい。すごい。昔の量で食べてみたい。)

スープは白濁だが鹿児島風でも博多風でもなく、同じ豚骨でも昔インスタントで流行った「うまかっちゃん」のような味わい。若干、鹿児島ラーメン寄りか。そこにやや太めの自家製縮れ麺が使われている。
以前は夜もやっていたようだが、今は昼のみ4時間営業。(早終い有りなので注意。)お客さんで溢れているが年齢層は幅広く、男女も偏りがない。地元の人が車で食べに集まってきている感じ。どうやら取材拒否店らしく、あまり露出がないのにこの繁盛ぶり。鹿児島の人は、ホントにラーメンが好きなんだなぁ〜と思う。

お店データ

ラーメン峠

ラーメン峠

鹿児島県霧島市溝辺町麓308-3

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。