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2022年7月5日の山本剛志の今日の一杯

東京都墨田区本所吾妻橋

特製ワンタン麺(醤油)(1,200円)

浅草通り沿いに2022年6月開店。ご主人は千葉県東葛地区で「屋台とんこつラーメン めん吉」などを展開してきたオーナーで、「体に優しく美味しいラーメンを作りたい」と、一念発起しての新店を立ち上げ。「満を持しての東京進出ですか?」と聞いた所「千葉でも探していましたが、いい物件が都内だったので」と、あくまで自然体。
 店内に製麺室を作っての自家製麺は、最近の新店では珍しくないものの、その製麺機は中華麺で多い「ロール式」ではなく、手打ち風の食感を再現する、讃岐うどんでも使われるタイプを使用。国産小麦をブレンドして全粒粉を加え、加水率50%で打った多加水麺を包丁で切り分けた太麺を、しっかり手揉みして使用している。麺の力強さはインパクト抜群で、スープを纏ってグイグイと啜らせる。
 スープはつくば鶏ベースと煮干・昆布・鰹節を用いた和出汁をブレンドして、小鍋で温めている。醤油ダレには複数の醤油に干牡蠣などをブレンドし、見た目以上に旨みの存在感がある。
 「特製」にしたので、チャーシューは焼き方の異なる2種類。肩ロースのローストチャーシューが印象に残った。大きな角煮と半熟味玉も乗って、ネギ・三つ葉・柚子といった和風の香りもしっかりと感じられる。ワンタンはたっぷり5個入りで、オーダーを受けてから手包みしていた。肉と海老の餡が入って、一気に口に入れるとアツアツ。卓上には「黒酢」「生姜油」「ラー油」が置かれていて、ワンタンにかけることを推奨している。小籠包のような楽しみ方もできて最後まで飽きさせない。
 つけ麺も手揉み麺で提供予定との事。サイドメニューでは、八角の匂いたっぷりの「台湾ルーローハン」に注目。食材を始めとした原価もかかっているそうだが、オーナー自らが厨房に立ち続けてコストを抑えるとの事。開店早々話題になっていて、行列もできている模様。時間に余裕をもっての訪問がよさそうです。

お店データ

中華そば 麦笑 本所吾妻橋店

中華そば 麦笑 本所吾妻橋店

東京都墨田区吾妻橋2丁目2-4 フェスティワン 1F(本所吾妻橋)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。