なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「什錦湯麺(五目入りスープソバ。900円)」@味乃一番の写真新・東京横濱ノスタルジックラーメン紀行 其の弐拾壱

 こういうのが、いい。上品な丸鶏ベースの醤油味。甘味と言う差し色が実に優しい。

 麺は博多系を思わせる、細いストレート。嗜好から言えば、ココはこう、緩い中細な麺で喰いたかったが。

 しかし、なんという手の込んだことをする。蟹の形の飾り切りされた人参など見たこともない。ことによれば、専用のスライサーなどもあるかも知れぬが。

 たっぷりの烏賊。海老は一つ。鶉卵も一つ。白菜、青梗菜、木耳、トンコマ。見事なまでにスープに合って、小さいが、しっかりとした幸福感に包まれる。

 大きな絵画が掛けられている。格子が入った椅子は重厚だ。歴史はあるが、落ち着いて、静かな、少し上品な中華店。

 http://photozou.jp/photo/show/1868636/243810383

 左手に視線を投げれば、中庭風。置かれた瓶の中には、メダカ。絶滅危惧II類になってしまったメダカがたくさん、泳いでいる。

 正面を見れば、喫茶店のようなカウンター。客は、座れないようだが。

 遠くで笑い声。店の奥には、円卓。宴会でも開かれているのだろう。

 此処でもまた、あり得るはずもない、ゆっくりとした時が流れている。

 此処の創業は、おそらく昭和二十七年。ネット上には「終戦後、肉など滅多に喰えなかった日本人。この店でチャーシューメンを提供したら大人気となった」旨の記述があるから、もう少し、前かも知れぬ。

 所在地は「雷門一丁目」ではあるが、実際は人と車の往来が激しい「浅草通り」と「雷門通り」の狭間の、目立たない場所。

 単品料理では二千円を超える料理も並ぶ、ちょっとだけ高級で上級な、中華料理店。だけど、此処では気軽に単品の麺類も注文できる。

 「浅草名物 中華麺」と大きな看板。こういう店が、目立たないがしっかりした存在感を見せる。

 やはり、浅草は、宝庫、だ。

 老舗の、中華の、店の。

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは
いやぁ~ノスタシリーズ続きますね。
ノスタ系のお店は五万とあるので、このまま続けると戻れませんよ(笑)
この辺りは、色んなお店が沢山ありますよね。
浅草は4門さんに聞くのがいいですよ。

mocopapa | 2016年12月11日 18:08

シリーズがすっかり「具材たっぷり」シリーズに?
写真が「明るい」!
品自体がそういう色合い?だとしたら、何とも趣深い!
じさまの技術だとしたら素晴らしい。
昨日オープンした新店のすぐ近くに
こういうお店がある、いとをかし。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2016年12月11日 20:41

こんばんは。
ノスタシリーズ、今回は当たりでしたね。
メニュー名の漢字、なんて読むのでしょう。

kamepi- | 2016年12月11日 21:11

毎度です~

いやあ、蟹の飾り切りは、自分も見たことがありません。
金太郎飴のような鶏魚介清湯が増えるなか、
ノスタや街中華に惹かれる昨今です。
そこにはRDBのスコアなぞ関係ありません。

としくん | 2016年12月11日 22:16

こんばんは。

このようなお店を探してのノスタシリーズでしょうから、
今回は満足感が高かったようですね!
甲殻類アレルギーの私でもこのカニは食べられそうですw

ぽんたくん | 2016年12月11日 23:05

文句なしに美味しそうです。
博多麺のような細麺を使っているのは意外ですが。
浅草はやはり奥が深いですね。

NORTH | 2016年12月12日 07:51

人参の細工がすげーっすね。これだけでも、中華職人魂を深く感じますよ!
ところで最近、じわじわっと「ノスタ系」の露出度が全体的に感じるんですが、
リアルに来年ブームになったりして(笑)。
ぶるさんのせい?