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平日 晴天 10:50 先待ち12名 後待ち12名目が覚めると大垣だった。現在進行形の〝ラーメンひと筆書き〟も三日目を迎えた。本来なら東京に戻っているはずなのに時の流れに身を任せすぎて知らない街のホテルのベッドで気がついた。この目覚めの悪さはどうやら昨夜も飲みすぎたようだ。なぜここにいるのかを寝ぼけた頭で振り返ってみると昨夜に彦根のラーメン屋で目にした〝ラーメン、さぼりません〟の文字に触発され勢いで大垣まで来てしまった事を思い出した。だから本日もラーメンをさぼらないように岐阜県第一位のこちらに向かうため朝食付きのホテルなのに食べずにチェックアウトした。こちらの店へはひと駅だが電車に乗らなくてはならず大垣駅に戻った。大垣駅からは美濃赤坂線という東海道本線の支線で駅数がたった3駅の珍しいワンマンカーに乗車したのだが IC系交通カードも使えない不便な電車だが乗って良かったと思えるローカル線だった。ひと駅先にある無人駅の荒尾駅にて現金で運賃箱に190円を支払い下車。そこからは歩いて8分ほどで大通りに出て看板を見つけた。大きな駐車場は開店前だがほぼ満車である。不吉な予感を感じながら店頭を見ると、すでに10名以上の行列が並んでいる。軒下の待ち席には収まいほどの大行列だ。岐阜県第一位を少しなめすぎていたようだ。定刻よりも7分早くオープンとなり前列は店内に吸い込まれていく。しかしその流れも私のとこでピタッと止まったが店内には入れた。券売機の筆頭にあるのは鶏白湯の塩だが少しでも醤油感を求めて醤油を発券。12席の席数の一巡目にはギリギリ間に合わず店内待ちのベンチにて待機しながら店内を見渡す。ご夫妻かなと思われるツーオペで営まれているのでお冷のグラスも自分で取りに行くが人件費削減でクオリティが保たれるのであれば全く構わない。店内には数々の雑誌の掲載やサイン色紙が貼られてあり岐阜県にとどまらず中部地方を牽引しているといった雰囲気。一巡目が食べ終わり始めた20分後でカウンターに昇格しその時を待つが行列はさらに増え外にまで続いていた。着席して食券を手渡し待つこと10分で我が杯が到着した。粉引きの鳴門丼の中の姿は器の色合いに馴染むスープの中に不思議な紅色が目を惹く穏やかなだけどビビットな余り見かけない表情だ。まずはマットな質感の榛色のスープをひとくち。レンゲが触れた印象は重くはなく濃厚に見えるのは液面だけのようだ。口に含んだ瞬間に感じたのは鶏由来ではなく煮干しの香味だった。きめ細やかはスムージーのようなザラつきはあるが決して濃度も醤油ダレの塩分も強すぎず体に溶け込んでいく。鶏白湯ではあるが豚骨魚介にも似た鶏魚介系スープだ。麺はスープに負けないようにストレート中太麺を採用されている。麺にはエッジが効いていて麺間がスープを持ち上げるので一体感がある。あまり強く麺をすすって食べると鶏独特の匂いも連れ添って上がってくるので苦手な方だと感じやすいかも。歯応えは大満足でモチモチの食感と小麦の甘みが噛むたびに楽しめる。具材は焼豚が二種類で初見では謎の紅い粉が振りかけてあるので部位は判断出来なかったが食べてると分かった。一枚は鶏ムネ肉の低温焼豚で紅い粉はパプリカパウダーだった。パウダー自体は無味なので色味づけだけのようだ。レアチャーシューらしいしっとりとした食感だが鶏肉から僅かな酸味を感じた。これだけの人気店で回転も良さそうなので劣化するとは思えず下味に使ったビネガーなのか何なのかは分からずじまい。もう一つの豚肩ロース焼豚は好みの下味で赤身本来の肉質も引き出してあり美味しい。全体の焼き加減も申し分なかった。こちらもデフォで入っている味玉は熟成の物足りなさはあるが及第点。追加してまではどうだろうと言うのが正直な感想。しかし琵琶湖周辺の店は基本で味玉半個が当然のようでコスパの高さは感じた。スープの色調に同化して見えなかったが穂先メンマも三本入っている。食感を残さない柔らかさ仕上げで麺とのコンビは素晴らしいかった。時々感じる麻竹の香りが麺にアクセントを与えてくれる。これは追加してでも食べたいメンマだ。薬味は残念だが好みでない二組だった。白ねぎの笹切りは見た目は良いが食感としてはアクセントを超え邪魔になる。青みの水菜も同じく強調しすぎてスープや麺とのグルーブ感は生まない。思い返すと黒ごまも彩り要員として参加したようだ。朝イチからマットでスムージーなスープを飲み干すことは出来なかったが美味しく麺と具材はいただいた。昨日から振り返ってみると琵琶湖周辺は濁り系をイチオシにする店が多いようで私の好みの清湯醤油系は東京ラーメンと言われるだけあって関東に多いことを再確認できた。〝ラーメンひと筆書き〟の次の目的地を愛知県に決め大垣駅に戻り12:17発の【JR東海道本線特急しらさぎ6号】で名古屋駅に向かう最中に東京からの呼び出しがあり急遽、計画を途中で断念して帰京する事になった。名古屋駅から13:12発【のぞみ126号 東京行】で乗り換えだけの名古屋を後にした。今回の思いつきで始まった無謀な旅で美味しいラーメンに出会えたかと言うと疑問は残るが非常に楽しい旅だったと心から思える一杯でした。東京〜長野〜富山〜金沢〜敦賀〜京都〜彦根〜大垣移動距離 845km乗車時間 8時間13分
目が覚めると大垣だった。現在進行形の〝ラーメンひと筆書き〟も三日目を迎えた。本来なら東京に戻っているはずなのに時の流れに身を任せすぎて知らない街のホテルのベッドで気がついた。この目覚めの悪さはどうやら昨夜も飲みすぎたようだ。
なぜここにいるのかを寝ぼけた頭で振り返ってみると昨夜に彦根のラーメン屋で目にした〝ラーメン、さぼりません〟の文字に触発され勢いで大垣まで来てしまった事を思い出した。
だから本日もラーメンをさぼらないように岐阜県第一位のこちらに向かうため朝食付きのホテルなのに食べずにチェックアウトした。こちらの店へはひと駅だが電車に乗らなくてはならず大垣駅に戻った。
大垣駅からは美濃赤坂線という東海道本線の支線で駅数がたった3駅の珍しいワンマンカーに乗車したのだが IC系交通カードも使えない不便な電車だが乗って良かったと思えるローカル線だった。
ひと駅先にある無人駅の荒尾駅にて現金で運賃箱に190円を支払い下車。そこからは歩いて8分ほどで大通りに出て看板を見つけた。大きな駐車場は開店前だがほぼ満車である。不吉な予感を感じながら店頭を見ると、すでに10名以上の行列が並んでいる。軒下の待ち席には収まいほどの大行列だ。
岐阜県第一位を少しなめすぎていたようだ。定刻よりも7分早くオープンとなり前列は店内に吸い込まれていく。しかしその流れも私のとこでピタッと止まったが店内には入れた。券売機の筆頭にあるのは鶏白湯の塩だが少しでも醤油感を求めて醤油を発券。12席の席数の一巡目にはギリギリ間に合わず店内待ちのベンチにて待機しながら店内を見渡す。
ご夫妻かなと思われるツーオペで営まれているのでお冷のグラスも自分で取りに行くが人件費削減でクオリティが保たれるのであれば全く構わない。店内には数々の雑誌の掲載やサイン色紙が貼られてあり岐阜県にとどまらず中部地方を牽引しているといった雰囲気。
一巡目が食べ終わり始めた20分後でカウンターに昇格しその時を待つが行列はさらに増え外にまで続いていた。着席して食券を手渡し待つこと10分で我が杯が到着した。
粉引きの鳴門丼の中の姿は器の色合いに馴染むスープの中に不思議な紅色が目を惹く穏やかなだけどビビットな余り見かけない表情だ。
まずはマットな質感の榛色のスープをひとくち。レンゲが触れた印象は重くはなく濃厚に見えるのは液面だけのようだ。口に含んだ瞬間に感じたのは鶏由来ではなく煮干しの香味だった。きめ細やかはスムージーのようなザラつきはあるが決して濃度も醤油ダレの塩分も強すぎず体に溶け込んでいく。鶏白湯ではあるが豚骨魚介にも似た鶏魚介系スープだ。
麺はスープに負けないようにストレート中太麺を採用されている。麺にはエッジが効いていて麺間がスープを持ち上げるので一体感がある。あまり強く麺をすすって食べると鶏独特の匂いも連れ添って上がってくるので苦手な方だと感じやすいかも。歯応えは大満足でモチモチの食感と小麦の甘みが噛むたびに楽しめる。
具材は焼豚が二種類で初見では謎の紅い粉が振りかけてあるので部位は判断出来なかったが食べてると分かった。一枚は鶏ムネ肉の低温焼豚で紅い粉はパプリカパウダーだった。パウダー自体は無味なので色味づけだけのようだ。レアチャーシューらしいしっとりとした食感だが鶏肉から僅かな酸味を感じた。これだけの人気店で回転も良さそうなので劣化するとは思えず下味に使ったビネガーなのか何なのかは分からずじまい。もう一つの豚肩ロース焼豚は好みの下味で赤身本来の肉質も引き出してあり美味しい。全体の焼き加減も申し分なかった。
こちらもデフォで入っている味玉は熟成の物足りなさはあるが及第点。追加してまではどうだろうと言うのが正直な感想。しかし琵琶湖周辺の店は基本で味玉半個が当然のようでコスパの高さは感じた。
スープの色調に同化して見えなかったが穂先メンマも三本入っている。食感を残さない柔らかさ仕上げで麺とのコンビは素晴らしいかった。時々感じる麻竹の香りが麺にアクセントを与えてくれる。これは追加してでも食べたいメンマだ。
薬味は残念だが好みでない二組だった。白ねぎの笹切りは見た目は良いが食感としてはアクセントを超え邪魔になる。青みの水菜も同じく強調しすぎてスープや麺とのグルーブ感は生まない。思い返すと黒ごまも彩り要員として参加したようだ。
朝イチからマットでスムージーなスープを飲み干すことは出来なかったが美味しく麺と具材はいただいた。昨日から振り返ってみると琵琶湖周辺は濁り系をイチオシにする店が多いようで私の好みの清湯醤油系は東京ラーメンと言われるだけあって関東に多いことを再確認できた。
〝ラーメンひと筆書き〟の次の目的地を愛知県に決め大垣駅に戻り12:17発の【JR東海道本線特急しらさぎ6号】で名古屋駅に向かう最中に東京からの呼び出しがあり急遽、計画を途中で断念して帰京する事になった。
名古屋駅から13:12発【のぞみ126号 東京行】で乗り換えだけの名古屋を後にした。今回の思いつきで始まった無謀な旅で美味しいラーメンに出会えたかと言うと疑問は残るが非常に楽しい旅だったと心から思える一杯でした。
東京〜長野〜富山〜金沢
〜敦賀〜京都〜彦根〜大垣
移動距離 845km
乗車時間 8時間13分