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「チャーシュー麺 小 ¥820 うす口 油少なめ」@手打ち中華そば 酒田の写真土曜日 薄曇り 10:40 待ちなし 後待ち6名

本日は新規開拓のため川崎方面に向かう。東急東横線で武蔵小杉でJR南武線乗り換え川崎駅へと順調に進んだ。この川崎駅からはバスのルートで順調に進めば11時開店の30分以上前の現着が可能だったのだがバスターミナルでお得意のバス停迷子になってしまい15分のタイムロスとなった。

何とか目的地行きの臨港バス 川27 日清製粉行きのバスをを見つけ揺られること10分で最寄りのバス停まで辿り着いた。バス停を降りて振り向くとすぐに店先の手書きの看板が見え迷わずに来られた。開店20分前だが行列もなく先頭にてオープンを待ちながら本日のお題を検討する。

店頭のメニューには身入りや脂入りのオススメ書きがあるが脂耐性の脆弱な私には響かなかった。目の前には大きな公園があり広い視界の中で気持ちよく待っていると定刻の5分前にはオープンとなった。券売機のメニューはシンプルな構成で麺の量とチャーシューの増量を選択する程度である。チャーシュー麺を選び麺量は小盛りでも200gもあるので十分かと思い小盛りにした。

カウンターに座り店内を見渡すとテーブル席を含めたゆったりとしたレイアウトの店内をワンオペで切り盛りしている。カウンターだけならまだしもテーブルに配膳までしなければならず導線も大変そうだ。調理場もシンプルな設備で最新鋭のスチコンや低温調理器などは見当たらず素朴な印象が残る。

カウンターの上の壁には〝お好み〟として味の濃さや脂の増減も可能な貼り紙があったので初訪問にもかかわらず薄味志向の私は〝うす口〟〝脂少なめ〟でお願いした。

客数に合わせてロットの杯数を変えているようで、先頭待ちのひとり客だった私だけの 1stロットで我が杯が到着した。胴が朱色で見込みが白の切立丼の中の姿は都会的な要素は全くなく田舎風のイメージが穏やかな気持ちにさせてくれる。

まずは軽やかに乳化した伽羅色のスープをひとくち。円やかな動物系の油脂の甘みが先頭を駆け抜け、その後に煮干しなどの魚介出汁の香味が追走する。脂少なめにした事で重たさは無くサラッとした乳化スープのようだ。脂が少ないせいか随分とぬるめに感じたのも事実だ。醤油ダレは味うすめのおかげで攻撃的な塩分は感じずスープの輪郭を形成する程度の優しさである。

麺は手打ちの中太平打ち麺だ。透明感のある平打ち麺は薄く手揉みされてる事で更に透明度が上がっている。茹で時間180秒にも耐える強靭そうな麺だがしなやかなコシで柔らかな口当たりが特徴で男らしい見た目とは逆に女性的な麺に思えた。手揉み効果で一本一本が個性を持った麺肌は歯触りや喉ごしの違いを楽しませてくれる。奥歯を跳ね返すほどの弾力は無いが噛めば適度に応えてくれるモチモチ感も魅力的だ。

具材の追加した焼豚はオマケかも知れないが六枚で液面を覆っている。部位は豚肩ロースの煮豚型で赤身の肉質をしっかりと残した食べ応えのある本格派。やや甘めの味付けだが薄味で私ですら物足りなさを感じる程だ。これならば身入りの脂身と共に食べれば程よいコクが生まれるのかもと思った。次回の作戦に取り入れてみよう。

細切りメンマも甘めに炊かれてあるが薄めの味付けで程良い発酵臭が残っている。麻竹よりも筍に近い食感のメンマで柔らかな平打ち麺のアクセント役を上手く演じている。単体で食べるよりは麺と相まって魅力を発揮していた。

薬味の白ねぎは大胆な大きさに切られ素朴さを印象付ける要因のひとつだが、ぬるいスープの中では加熱されないままで尖った辛味と食感がいつまでも口に残ってしまった。海苔は良質のものが使われているので風味もあり口溶けの良さも出ていた。

中盤から麺に戻ると初動ではちょうど良かった麺の歯応えがダレはじめて箸のスピードが落ちてきた。小盛りにしたにもかかわらず中々麺が減っていかず苦戦を強いられた。もしかしたら基本の味の濃さや脂の量にしていれば、このもたつきは無かったかも知れないが誰も知る余地はないので再訪して自身の舌で確認するしかないと思った。

夢中で食べたと言うよりは押し込んだといった完食にはなってしまったが丼の底に残った平打ち麺特有の細かくちぎれた麺まで食べ尽くしたて箸とレンゲを置いた。若干の底上げ調味料は感じたが過度な量ではなかった事も完食につながった理由かと思う。

今回は開店直後の 1stロットでの提供だったので冷蔵庫から出されたばかりの冷たい焼豚やメンマがスープを冷ましてしまったのかも知れないが、やはり東北のラーメンには熱々のスープを求めてしまうので少し残念な思いが残る一杯でした。

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