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「煮干しラーメン(青)節系 ¥600」@煮干ラーメンとローストビーフとステーキ パリ橋の写真平日 14:30 先客4名 後客なし

〝新春豪華特別企画〟本日の二食目となるこちらを目指す。

「オランダ発 パリ経由 サンフランシスコ着」

の連食ツアー開催中なのだがオランダでの前食を終えパリへと向かったのだがオランダ パリ間が東武アーバンパークラインと徒歩で20分ほどと余りの近さに驚いた。更に驚いたのはオランダ パリ間の電車内から富士山が見えた時には地球の小ささを思い知った。

さすがに間髪いれずの連食は老いた胃袋には過酷なので少し春日部駅界隈を散策して消化を促す事にした。駅前でカフェを探すも春日部駅東口にはコンセント対応の店がなく反対側の西口に向かうのだが連絡通路があまりにも遠いので駅構内を通り抜けると150円の料金を支払わされた。何とも不便な駅の構造の上に不親切な駅員さんの対応に春日部駅の好感度が下がった。次回からは改札を出る前に必ず確認しようと心に誓った。

しばしコーヒーを飲んで駅前を歩いていると胃袋に余裕が出来たので前食から二時間半を経過した頃にパリを目指して歩き始めた。駅前から少し離れているが歩いても12分程なので住宅街をジグザグに歩いて行くと通り沿いに真っ赤な看板のこちらが見えてきた。暖簾などが無いため間近に行くまで営業しているのか心配になる佇まいだ。

店先に着くと営業中の看板を確認してから入店する。まばらだが先客もありホッとして券売機で品定めをする。人生で二軒目となる番号入力式の珍しい券売機でトップの01番を飾っている基本らしきお題だけを発券しカウンターに座り店内を眺める。

真っ白なアクリル製のカウンターに真っ赤な丸椅子だけを見ていると安っぽいバーのようにも見える店内をツーオペで仕切っている。オープンして間もないので冷蔵庫などの厨房機器は新しいが、やたらと年季の入った大型電動ハムスライサーが気になる。機械自体も汚れているがスライスされた肉片の残りが放置されたままなのが特に気になって仕方ない。スライスしたての焼豚は有難いが夏場の衛生面を考えるとかなり不安だ。

しかし採点には衛生面は考慮しないと決めているので気を取り直して待っていると着席して5分程で我が杯が到着した。器の見立てに絵柄の描かれた高台丼の中の姿からは丁寧さや美しさは感じない大胆な盛り付けだ。

まずはスープをひとくち。手に取ったレンゲはプラスチック製で食べる前から安っぽく思ってしまう。しかし什器や環境も採点には関係ないので今一度気持ちを切り替えてスープを口に運んでみる。最初のアタックは残念ながら魔法の粉による不自然な旨味だった。かなり強めの煮干しの香味を差し置いてダイレクトに味覚に攻撃を仕掛けてくる。スープの量が控えてあるので、せっかく取った出汁のチカラは影を潜めてしまい全てが謎の旨味に支配されてしまっている。煮干しの香りや苦味は香味油による後付けなのだろうかスープからは立ち昇ってこない。カエシの塩分も控えめで優しいせいで不自然な旨味だけが際立ってしまっている。

麺は透明感のある中太縮れ麺で麺上げまでは70秒ほど。少しゴワつきを残す茹で加減だが感じるのは食感だけで麺の持つ旨みは引き出されていない。加水も多く、かんすいを大量に使った麺からは小麦本来の風味を楽しめない。小麦の風味よりも食べ応えに重きを置いた麺のようだ。

具材はスライサーによる切りたてと思われた豚肩ロース焼豚が大量に盛られている。しかし残念な事に切りたてではないようだ。私のラーメンを調理中に電動スライサーは稼働する事なく配膳された。明らかに切り置きの焼豚が存在しているのだろう。それの証拠に私がラーメンを食べ始めた時に大きなかたまり肉をスライサーにセットして全部をスライスしていた。私の後には客がおらず昼の部の営業時間も残り15分程で終了なのに大量の焼豚が必要とは思えない。スライスされた焼豚をピニール袋に詰め込んで冷蔵庫へ入れた時に夜の部の切り置きだと確信した。

それでも味が良ければと食べてみたが冷えた焼豚からは旨みが抜け出し肩ロースの赤身の旨みは無い。ましてやパサついた薄切り焼豚は食感も悪く噛むたびに不快な気持ちになってしまう。もしかしたら切りたてならばパサつきも感じなかったのかと思うと残念で仕方ない。薬味の白ねぎやカイワレと食べてみたりと工夫してみたが食べ切れなかった。

中盤からは一辺倒な味に飽きてしまい麺も焼豚も残してしまった。もし追加のウズラの卵の味玉をトッピングしていたら味覚のリセット役をしてくれたかもと思ったが時すでに遅し。今回は残念ながら箸とレンゲを置いた。

久し振りに苦手なタイプのラーメンに当たったが煮干しラーメンよりもローストビーフ推しの店なのかも知れないと思った。店を出てパリを後にする表通りを歩いてったが虚しい気持ちになった。私にとっては春日部駅前のシャンゼリゼ通りは悲しい思い出になってしまった。

しかしこれから向かう最終目的地のサンフランシスコを楽しみにパリを後にする一杯でした。次回はサンフランシスコからお届けします。

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