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「支那そば」@支那そば びぜん亭の写真060724夕
飯田橋の表通りから少し離れたところにある、ひっそりした店。店に入ると、カウンターだけのちっちゃな小料理屋という雰囲気。木の香りがして、侘び寂を感じられる、とても落ち着いた純和風の内装だ。因みに2階はテーブル席となっている。
「なるほどねぇ」私は食べる前からすっかり気に入ってしまった。厨房には、いい枯れた店主がひとり。年配の常連客とおしゃべりをしながら、支那そばを作っている。それが嫌じゃない。そしてもう一人、80を越えたであろうおばあちゃんがゆっくりゆっくり、支那そばを啜っている。いい絵だな。
さて、ラーメンが出される前に、まず箸休めの小梅が2個出た。「うん?これって・・・あそこの店と同じだ」
ほどなく支那そばが出され、スープを一口。これで確信して、店主に聞いた。「ここって、『きび』と関係があるんですか?」と・・・。
すると店主ではなく、隣の常連客が「『きび』はここで修行した奴が店やっているんだよ」と口を挟む。やはりそうなんだ。支那そばの味から、スタイルまで全てを継承しているようだ。
味は、東京の正統派支那そば。とても懐かしく、やさしさも伝わる、愛情のスープ。
豚 骨、鶏ガラ、玉ねぎ、生姜を煮込んだもので、濃い口ではあるが、さっぱりしていて丁寧な仕事ぶりが伺える。
麺は縮れ細麺。それほど優れた麺ではないと思うが、脇役としては、まあ、いいのではないか。
チャーシュー、メンマはどちらも地味なバイプレーヤーかな・・・。
私はすっかりファンになった。この店では酒も飲めるようなので、今度ゆっくりとした時間を過ごしてみよう。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ご存知かも知れませんが、3月31日をもって閉店となります。
想像を膨らませるこのポストの寿命も、残念ながらそこまで。名残惜しい限りです。

以前はつかた直彦というハンネでポストしていました。いまRDBご覧になっているかは分かりませんが、どうしてもお伝えしたく。

Dr.KOTO | 2023年1月30日 02:22