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「とりそば(+焼餃子)」@らーめん天神下 大喜の写真昨日の中華そば ばんやからの流れ、
塩・鶏挽肉つながりでこちらを訪店。
今さらですが、とりそば、未食だったんです。
夕方・ちょうど開店時間、6人目で列に接続。

まず麺から、箸で持ち上げた姿は、「たおやか」という表現がぴったり、
やや硬めに茹でられた細麺、グシッという噛み応えの後、
細さに似合わず、しっかりと歯にニッと爪痕を残すかのような抵抗を見せた後、
スーッと喉の奥に流れ落ちて行く食感。

この繊細な麺に、よく合っているスープ。
塩ラーメンのスープは、
①ダシを主役に、塩がそれを引き立てるタイプ(多数派か)、
②塩が主役でダシが脇役というタイプ(昨日の中華そば ばんや)があるようですが、
このとりそばは、ちょうどその中間、
③塩とダシ、それぞれが個性を出しつつも、一つのバランスを作っているタイプ
といえそうです。塩のミネラル分からくる味がまず感じられますが、
それを舌が受け止めると、下を掻い潜って鶏や魚介からくるのであろう、
ダシの旨味が低い波となってサーッと足元を掬っていく感じ。
その塩とダシを包み込み、まとめあげている油分が、見事な脇役を果たしてます。

透明だけど、凛とした波、その波に乗ってすいすい泳ぐ麺、
見事な一体感です。

やや薄めにスライスされ、重ねて乗せられている鶏チャーシューは、
比較的しっかりと火が通り、プルンという食感と、
脂身のところのゼラチンティックな食感のコントラストが見事。
チャーシューひとつにも鶏の良さをしっかり出そうという心意気を感じます。

その他の脇役、白髪葱、青菜、カイワレがいちいち美味い。
よい材料を使ってることもあるのでしょうが、
こういった植物系の具の味をも引き出すところに、
このスープの良さがあるように思います。

麺を食べ進め、スープの残量も減ってくると、
底の方に残り、溜まった鶏挽肉の存在感がずんずんと出てきます。
塩とダシの確かな、しかし静かな鬩ぎ合いから一転、
味が深くなります。
ラスト一気に残ったスープを飲み干したあとに、しっかり感じる幸福感。

お腹が空いていたので焼餃子もオーダー。
小ぶりで、基本的にはよくあるタイプのギョウザなのですが、
餡の素材の一つ一つがきちんとしている感じです。

噂に違わぬ、美味しい一杯でした。
ただし、かなり繊細でデリケートな味作りゆえ、
花粉症が酷い人、あるいは喫煙者にはうまく良さが伝わらないかもしれませんね。
私自身も、訪れたのが昨日だったら、花粉症のせいでダメだったでしょう。
食べ手も選ぶ一杯なのかもしれません。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 7件

コメント

とりそばは、僕もまだ未食ですねぇ。
上野方面に行ったときに寄ってみるも、行列か中休みの時間でなかなか寄れずじまい…。
次に行くならとりそばとは思っているんですけどねぇ。
夜営業の方が行きやすいとは聞くんで、花粉が治まった頃にでも行ってみます。
>かなり繊細でデリケートな味作りゆえ
自分の舌で、その繊細でデリケートな味が感じ取れるか心配ですけどw。

corey(活動終了) | 2009年3月10日 10:48