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「ラーメン」@六角家 本店の写真2022年4月6日(水)

昨夜は2軒目に前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

嘗ては「家系御三家」の一角を担った超人気店で、家系の全国的な知名度の向上に大きく貢献した店と言っても過言ではありません。

当時はラ博出店やカップラーメン発売と盛況を極めたものの、その後は次第と客足が落ちて一昨年には運営会社が破産となりました。

ただ、こちらの戸塚店は既に別経営であった事から、運営会社の破産とは関係なく営業を続けている様です。

18時15分に到着すると、店内には未だ先客が誰も居ない状況です。

先ずは「ラーメン」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと共に「全て普通」と伝えると待つ事5分ほどでラーメンが到着です。

強めに乳化したスープは薄茶色を帯びていて、ストロークの短い中太麺の上にはチャーシュー、海苔、ホウレン草が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかな醤油の風味や塩味と共に、円やかでいてコクに満ちた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は豚骨や鶏と思われますが、直系に比べて髄感が強めであると共に鶏が結構な割合を占めている印象です。

一方、醤油は直系の様なキレや角を与える事なく、あくまでも動物出汁の旨味を補強する程度に効いています。

次に麺を食べてみると、平打ちの中太麺が硬めに茹でられていて、噛み締めると緻密な歯応えと共に小麦の仄かな風味を感じます。

硬めである事からサラリとしたスープが若干乗り難いものの、薄らと帯びた塩味が背景となって麺の甘味が舌に明確に伝わります。

次にチャーシューを食べてみると、脂身の少ない部位を使ったロール煮豚が若干厚めにスライスされています。

肉質は柔らかな弾力を保っていて、噛み締めると浅めに帯びた醤油ダレの味わいと共に赤身の旨味が舌に至って素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、前身である「本牧家」の構成を基盤とつつも極めて丁寧に仕上げられた味わいでした。

元店主の「神藤隆」氏は「吉村家」の出身ですが、当時任されていた支店の味作りに関する意見の相違で独立に至ったとの事です。

そして、支店であった「本牧家」も「吉村家」とは袂を分かち、何時しかこれら3軒の事を「家系御三家」と呼ぶ様になりました。

その様な経緯から、こちらの味わいは髄感を抑えつつ醤油感を強調した「吉村家」とは明らかに真逆の味わいに仕上がっています。

直系の様な好みが分かれる個性的な味ではなく、万人が受け入れ易い味を目指したからこそ全国的に認知されたのかも知れません。

改めて訪れる機会があれば、次回は家系では滅多に見掛けない「つけ麺」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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