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12:40頃入店。ほぼ満席。

駅前のロータリー周りは、マンションとそれに付随するファミレスやスーパー、パチンコ屋などがあって賑わっているが、一歩ロータリーから離れると、それらが書き割りのように、あっさりとした郊外の風景に変わってしまう。清瀬の北口は一風変わった駅前だ。
南口と違って商店街などもなく、クリニックなどがポツポツ並ぶ中に早くも畑が見えはじめる。ウィークリーのアパートのような、軽量鉄骨の安っぽいしつらえの建物と畑が共存し始めたあたりに、この店はある。とはいえ、マンションの一階部分が店となっている。

パッと見、敷居の高そうな雰囲気ではあるが、向かいの駐車場には丸メガネにちょび髭の軽妙な老師の陶器の人形のような写真の看板が大きく出ていて、味がある。
店前に出ているランチタイムの看板も、日替わり含めて6種類、800円~1000円くらいの価格設定。それほど敷居は高くないと見た。
扉を開けると、外の殺風景さとは裏腹に、ほぼ満席の店内から来る人の熱気が押し寄せる。それほど広くない店内に、ぎっしりの客。その間を縫うように動く従業員。昼時のまさにピークという、食べる音、しゃべる音、衣擦れ、が一緒くたになっている空気が店内にうごめいている。
ちょうど席が空いたようで、待たずに案内される。ランチメニューには麺が一品しかなかったので、それをオーダー。他のメニューも下げられたので、グランドメニューにはどういうのがあるのか、確認できなかった。
しかし、中国料理店というたたずまい、ガラス窓越しに厨房が覗けるスタイルから察するに、単品などは少なく、コースが中心の構成になっているのだろう。

すぐに出てきた豚ネギ塩麺は、透き通った汁の中に麺とねぎと豚バラを細かく薄切りにしたものが浮いているシンプルなものだった。
汁は天然のなんとか塩でも使っているのだろう、塩気の中に甘みが含まれる、ミネラルたっぷりとでも形容したくなるような味わい。あっさりした中に豚の脂がほんのり溶け込んでいるのもいい。
麺はありきたりなストレート麺だが、少し野暮ったい小麦の味がほのかにうかがえる。おそらく業務用だろうが、もしかしたら自家製麺かそれに近いものかも。
トッピングは豚バラの薄切りが寂しさをひとしおにして、ネギ、ワケギと入っている程度。せめてネギをもう少し豪勢にして欲しかった。

汁の味が良かったのに比べ、トッピングでケチ臭さを露呈してしまった感がある。
しかし、セットの海老春巻は大き目のが一個だけ、作り置きで冷めていたのは仕方がないが、海老がコロコロ入っていたのは良かった。
他のメニューの良し悪しはわからないが、とにかく客が引きも切らない。近隣のマダムの「ちょっと豪勢なランチ」にはもってこいなのかもしれない。清瀬あたりはろくな店がなさそうだから、このレベルでも十分、ニーズに応えられるということだろう。

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