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2022年6月1日(水)昨夜は名古屋で仕事を終えてから2年7ヶ月振りにこちらの店を訪問です。前回の味わいは殆ど印象に残らなかったものの、昨秋にリニューアルされたと聞いて改めて訪れてみました。開店51分前に到着すると、店の前には先客が誰も見当たらない状況です。開店と共に店内に案内され、先ずは「醤油らぁ麺」の食券を購入すると、席で待つ事3分ほどで待望のラーメンが到着です。透明な醤油スープには鶏油が煌く様に浮いていて、シルキーな細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、火入れされた生醤油の香ばしい風味と共に、重厚でいて雑味の無い出汁の旨味が口の中に広がります。出汁は前回と同様に鶏が主軸ではあるものの、自ら味わう限りでは仄かな豚の風味と共に昆布と思しき微かなコクや甘味を感じます。一方、タレは生醤油を自ら火入れしていると思われるものの、出汁の厚みに負ける事なく醤油の風味が舌に極めて鮮明に伝わります。前回は醤油の香りが強い割には風味が些かボヤけていたものの、今回は緻密な出汁の中で醤油の風味が見事に浮かび上がっています。次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に仄かな小麦の風味を感じます。そして、滑らかな細麺にはスープが適度に絡み込み、啜り上げると小麦の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいに豊潤な深みを与えます。次にチャーシューを食べてみると、低温調理でレア気味に仕上げた豚肩ロースやロール状の豚バラ肉が適度な厚みにスライスされています。一方、豚チャーシューの傍には、ローストされた上でブロック状に切られた皮付き鶏腿肉が添えられています。何れもシンプル且つ極軽めに味付けされていて、上質な素材の持つ旨味が極めて素直に保たれている印象です。素材に拘るチャーシューは世の中に数あれど、これほど素材の良さが伝わるチャーシューは今まで食べた中では初めてである様に感じます。食べ終えた感想ですが、私個人的には前回食べた時に抱いたイメージが一新されるほど味わいが激的に改良されている様に感じました。ただ、新たな味わいに衝撃や感動を受けたかと言われると、率直に言って相当判断に迷う微妙なラインである印象が否めませんでした。他のラーメンの場合は配合や炊き方次第で個性が現れるものの、鶏を絶対的な軸とした水鶏系ではその幅が顕著に狭まってしまいます。その結果、一番抜け出た店の味のみが印象に残ってしまい、類似路線である以上はその味を超越しないと感動に至り難い様に感じます。とは言え、今回食べた一杯は全国的に見ても水鶏系の中では極めてハイレベルな味わいであると感じています。改めて訪れる機会があれば、次回は「つけ麺」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は名古屋で仕事を終えてから2年7ヶ月振りにこちらの店を訪問です。
前回の味わいは殆ど印象に残らなかったものの、昨秋にリニューアルされたと聞いて改めて訪れてみました。
開店51分前に到着すると、店の前には先客が誰も見当たらない状況です。
開店と共に店内に案内され、先ずは「醤油らぁ麺」の食券を購入すると、席で待つ事3分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明な醤油スープには鶏油が煌く様に浮いていて、シルキーな細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、火入れされた生醤油の香ばしい風味と共に、重厚でいて雑味の無い出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は前回と同様に鶏が主軸ではあるものの、自ら味わう限りでは仄かな豚の風味と共に昆布と思しき微かなコクや甘味を感じます。
一方、タレは生醤油を自ら火入れしていると思われるものの、出汁の厚みに負ける事なく醤油の風味が舌に極めて鮮明に伝わります。
前回は醤油の香りが強い割には風味が些かボヤけていたものの、今回は緻密な出汁の中で醤油の風味が見事に浮かび上がっています。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に仄かな小麦の風味を感じます。
そして、滑らかな細麺にはスープが適度に絡み込み、啜り上げると小麦の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいに豊潤な深みを与えます。
次にチャーシューを食べてみると、低温調理でレア気味に仕上げた豚肩ロースやロール状の豚バラ肉が適度な厚みにスライスされています。
一方、豚チャーシューの傍には、ローストされた上でブロック状に切られた皮付き鶏腿肉が添えられています。
何れもシンプル且つ極軽めに味付けされていて、上質な素材の持つ旨味が極めて素直に保たれている印象です。
素材に拘るチャーシューは世の中に数あれど、これほど素材の良さが伝わるチャーシューは今まで食べた中では初めてである様に感じます。
食べ終えた感想ですが、私個人的には前回食べた時に抱いたイメージが一新されるほど味わいが激的に改良されている様に感じました。
ただ、新たな味わいに衝撃や感動を受けたかと言われると、率直に言って相当判断に迷う微妙なラインである印象が否めませんでした。
他のラーメンの場合は配合や炊き方次第で個性が現れるものの、鶏を絶対的な軸とした水鶏系ではその幅が顕著に狭まってしまいます。
その結果、一番抜け出た店の味のみが印象に残ってしまい、類似路線である以上はその味を超越しないと感動に至り難い様に感じます。
とは言え、今回食べた一杯は全国的に見ても水鶏系の中では極めてハイレベルな味わいであると感じています。
改めて訪れる機会があれば、次回は「つけ麺」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。