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「はまぐり塩らぁめん」@らぁめん登里勝の写真2023年7月1日(土)

昨日は桑名まで移動して念願であったこちらの店を初訪問。

こちらは元々戦後から続く老舗の寿司屋であり、寿司を20年以上握り続けた3代目が7年前にラーメン店に鞍替えしたそうです(汗)

尚、今回の目当てはこちらの看板商品である「はまぐり塩らぁめん」です。

開店の57分前に到着すると、店の前に待ち客は誰も見当たらない状況です。

店頭に出された記帳表に記名し、その後開店と共に店内に入ってから目当てのメニューと「焼さば寿司」の食券を購入しました。

因みに、このラーメンのみ変動価格制であり、気になる本日のお値段は1,700円でした(笑)

そして、指定された席に着いて食券を渡すと、待つ事4分ほどでラーメンと焼き鯖寿司が到着です。

黄金色を帯びたスープには鶏油の油滴が浮いていて、中細麺の上には蛤、チャーシュー、メンマ、粒アラレ、三ツ葉が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて円やかに効いた塩味と共に、想像よりも遥かに分厚い出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は蛤等の貝類に鶏や魚介類と思われますが、鶏と蛤が主体を占める味わいの背後で魚介類が密かに奥行きを与えている印象です。

貝類に鈍感な私でも判別出来るほど蛤が明瞭に効いていて、尚且つ鶏の重厚な旨味により琥珀酸の渋味が見事に和らげられています。

また、スープからは鮮魚に酷似した独特な風味を感じる反面、乾物魚介から来る香ばしさも少なからず介在している様な気がします。

一方、慎重に味わうと素材から来る極自然な甘味を感じる事から、和出汁には魚介類の他にも昆布が使用されていると推測されます。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、モッチリとした弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。

尚、こちらは初めてラーメンに餅小麦を取り入れた店との事ですが、あくまでもコシを底上げする目的で僅かに使われている印象です。

そして、嫋やかな麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めると重厚な出汁の旨味が重なる事で小麦の甘味が一段と膨らみを増します。

次にチャーシューを食べてみると、赤身が豊富な豚肩ロースの煮豚が薄めにスライスされています。

赤身はパサ付く事なく柔らかな弾力を帯びていて、肉質から抜け落ちる事なく豊富に保たれた肉汁の旨味が舌に鮮明に映し出されます。

次に蛤を食べてみると、大振りな身肉は柔らかく炊き上げられていて、噛み締めると甘味を帯びた蛤のエキスで口の中が満たされます。

最後に焼き鯖寿司を食べてみると、切り口以外は海苔で包み込まれていて、尚且つ焼き鯖と酢飯の間にはガリが敷き詰められています。

焼き鯖は極めてジューシーに焼き上げられていて、尚且つ脂が乗った鯖の重さが酢飯の酸味やガリの甘味で巧妙に和らげられています。

食べ終えた感想ですが、巷の貝出汁ラーメンとは明らかに格の違いを感じさせる唯一無二の一杯でした。

改めて訪れる機会があれば、次回は鶏を全面に押し出した「醤油らぁめん」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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