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塩味が 霞む辛さと 五月雨に 旨いです。そしてまたソイツは、もはや何も言うことはない「タンメン」そのものでありました。 家を出てから75分。赤玉タンメンの写真の鮮やかさにそそられ、ここ桜台に降り立ちました。木曜昼11時30分、すでに満席、五月雨の中で待つこと10分。カウンター7席とありますが、実質4席、計8人までしか食べる席には座れません。後から途絶えることなくお客さん、やって来ます。繁盛しています。 すでに口頭にて赤玉タンメン注文済みではありますが、回転あまり良くなく、つまりはボリュームあるタンメン注文が多いのでしょう、オーダーしてから20分ほどかかってソイツは登場したのでございます。 高台から降ろそうと試みますが、アツアツの上、スープが決壊寸前まで注がれており、難儀します。私が降ろしましょうかとおかみさん、大丈夫ですとお断り。何とか降ろして、では、いただきます。 旨い! このスープは旨いのでございます、いや、ございました。野菜を炒めた油の香ばしい味、これはタンメンの醍醐味でございます。いかにも「アタシは辛いのよ」とばかり訴える赤玉を少し壊していただきますと、またこれが。旨いんです。いけるんです。これが後、後悔につながるシロモノとは露知らず。 キャベツ中心のお野菜たち、モヤシ、ニンジン、木耳、そして豚コマ、絶妙な調和でございます。おおおお! こ、これは・・・海老! 干し海老ではあございませぬか。まあまあ、これがダシの一つになっているのでございましょう、旨い理由の秘密があったのねここにもまあ素晴らしい。さらに仰天赤チップのこれは何? ああこれは鮭だよ鮭とばというやつかいこれがタンメンに入ってくるとはびっくりだがなでもオツなお味で・・・。 麺を探りますが、野菜が防御壁になっておりまする。かき混ぜて出てきたソヤツは、ウム、タンメンの王道・定石であります太ちぢれ、でございます。小麦色をしております。流石は全粒粉と申しましょうか、美しいお姿をしていらっしゃる。また、これはこれはカタ麺で、いいです、旨いです。いけてます。激しく美味ではございませぬか。 ところがです。スープが半分ほどになって来た頃、舌がヒリヒリしだしたのでございます。半分食して、ようやくオーダーミスったあ! と気が付きました。赤玉が徐々に崩壊し本性を現したのでありまする。アタシは相当辛くてもデージョーブのつもりではありましたが、これはこれは、辛いです。それはレバーにパンチを何度も食らって、あ、ボディブローと言いましょう、じわじわアタシの舌を麻痺させていくのでございます。ラストには感覚が消えておるのでございます。無念ではありますが、完飲は諦めたでございます。 ご主人さんは寡黙な方、対しておかみさん、声の可愛い接客の素晴らしい方。入り口にどどんと置かれる寸胴、これを食せよと囁くような「タンメン」と手書きの小看板、それらを含めた昭和チックな雰囲気も、駅から1分のアクセスも、これはぜひぜひアタシの家の近くにも来て頂きたいお店ではございます。 ご馳走様。赤玉頼まなきゃあ良かったぐすん、と後悔してもそれは駄目です遅すぎます。必ずまた来ます。今度はノーマルタンメン・・・いや、味噌タンメンもありまする。さてどっち? しかし・・・75分かけて、そいで、常に行列が減らないとなると、それは覚悟を決めて来なければ、しかし、あの塩味が忘れられないきっとまたきますぞお、と心の中で呟きながら五月雨に霞む桜台を後にしたのでございます。
旨いです。そしてまたソイツは、もはや何も言うことはない「タンメン」そのものでありました。
家を出てから75分。赤玉タンメンの写真の鮮やかさにそそられ、ここ桜台に降り立ちました。木曜昼11時30分、すでに満席、五月雨の中で待つこと10分。カウンター7席とありますが、実質4席、計8人までしか食べる席には座れません。後から途絶えることなくお客さん、やって来ます。繁盛しています。
すでに口頭にて赤玉タンメン注文済みではありますが、回転あまり良くなく、つまりはボリュームあるタンメン注文が多いのでしょう、オーダーしてから20分ほどかかってソイツは登場したのでございます。
高台から降ろそうと試みますが、アツアツの上、スープが決壊寸前まで注がれており、難儀します。私が降ろしましょうかとおかみさん、大丈夫ですとお断り。何とか降ろして、では、いただきます。
旨い! このスープは旨いのでございます、いや、ございました。野菜を炒めた油の香ばしい味、これはタンメンの醍醐味でございます。いかにも「アタシは辛いのよ」とばかり訴える赤玉を少し壊していただきますと、またこれが。旨いんです。いけるんです。これが後、後悔につながるシロモノとは露知らず。
キャベツ中心のお野菜たち、モヤシ、ニンジン、木耳、そして豚コマ、絶妙な調和でございます。おおおお! こ、これは・・・海老! 干し海老ではあございませぬか。まあまあ、これがダシの一つになっているのでございましょう、旨い理由の秘密があったのねここにもまあ素晴らしい。さらに仰天赤チップのこれは何? ああこれは鮭だよ鮭とばというやつかいこれがタンメンに入ってくるとはびっくりだがなでもオツなお味で・・・。
麺を探りますが、野菜が防御壁になっておりまする。かき混ぜて出てきたソヤツは、ウム、タンメンの王道・定石であります太ちぢれ、でございます。小麦色をしております。流石は全粒粉と申しましょうか、美しいお姿をしていらっしゃる。また、これはこれはカタ麺で、いいです、旨いです。いけてます。激しく美味ではございませぬか。
ところがです。スープが半分ほどになって来た頃、舌がヒリヒリしだしたのでございます。半分食して、ようやくオーダーミスったあ! と気が付きました。赤玉が徐々に崩壊し本性を現したのでありまする。アタシは相当辛くてもデージョーブのつもりではありましたが、これはこれは、辛いです。それはレバーにパンチを何度も食らって、あ、ボディブローと言いましょう、じわじわアタシの舌を麻痺させていくのでございます。ラストには感覚が消えておるのでございます。無念ではありますが、完飲は諦めたでございます。
ご主人さんは寡黙な方、対しておかみさん、声の可愛い接客の素晴らしい方。入り口にどどんと置かれる寸胴、これを食せよと囁くような「タンメン」と手書きの小看板、それらを含めた昭和チックな雰囲気も、駅から1分のアクセスも、これはぜひぜひアタシの家の近くにも来て頂きたいお店ではございます。
ご馳走様。赤玉頼まなきゃあ良かったぐすん、と後悔してもそれは駄目です遅すぎます。必ずまた来ます。今度はノーマルタンメン・・・いや、味噌タンメンもありまする。さてどっち? しかし・・・75分かけて、そいで、常に行列が減らないとなると、それは覚悟を決めて来なければ、しかし、あの塩味が忘れられないきっとまたきますぞお、と心の中で呟きながら五月雨に霞む桜台を後にしたのでございます。