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「味玉みそらぁめん」@麺処くるりの写真 またしても胃腸の調子を崩してしまい、4日間のラーメン断ち。土曜(20日)昼になってようやく回復の兆しが見られ、ちょっと「試運転」に市ヶ谷へ。
 狙いは某店の限定醤油でしたが、あっさり売り切れ。仕方なく、外堀通りをまわって駅に引き返しながら、ついつい「くるり」の方に目をやりますと……店外待ち5人。回転の悪い店とはきいていますが、時間もあるし読みたい本もあるし、ちょっと並んでみることに。しかし、店内にも4人待っているとは知りませんでした……結局20分ほど待って、ようやく着席。「味玉みそらぁめん」(800円)の食券は、店内待ちの間に回収され、ご主人がタイミングを見計らって調理に入っているため、着席後3分ほどで丼到着。
 レンゲをスープに沈めると、噂通りの強烈な粘度、それでも最近は、少し薄くなったと聞きます。とりあえず、スープを一口……有名店ゆえ能書きについては省略しますが、この白味噌はドッシリとしたコクと、まろみのある深い味わいが特徴。スープに使われた野菜の甘み・旨みが、白味噌のそれと実に上手く「融合」しており、豚骨・鶏ガラの濃厚なコクに、背油が分厚さを加えて、これらがさらに白味噌の懐の深さと「融合」。そして、すべてが「融合」し尽くして生まれる見事な「一体感」……ふりかけられた辣油すら、この「一体感」のなかに同化されて、その存在を感じるのが難しいほど。
 麺は、かなり太めの平打ち弱縮れ。これも完全にスープとの「一体感」を重視した設定で、コシや食感、味に至るまで、全体から何一つ突出させることなく、ドップリと持ち上げたスープの中に溶け込んでいきます……
 具材は、モヤシ・タマネギ・ニラなど野菜類と、チャーシュー、白髪ネギに、追加の味玉。チャーシュー・味玉も完全に「一体感」重視の設定、唯一辣油をまとった白髪ねぎがなんとかアクセントを加えようとしますが……鉄の壁を爪で引っ掻くようなものですな。
 ―――スープの存在感を中心に、すべてを「一体化」させる、その一点に狙いを絞ったように感じる一品。しかしある意味、麺や具材が供出する、一定の犠牲のもとに成立している「一体感」のようにも感じられ、どこか「全体主義」的なニオイがしますな……少しキツい表現を使えば、単調なマスゲームを眺めているような気分。美しくもあり、興奮もありますが、どこかもの悲しく冷たい、そんな味わいです。もっと各食材の個性を大事にする、「民主主義」的なアプローチにシフトする道はないもんですかね……この「体制」のままでは、「明日」が見えてこないような、そんな気がしたオジさんなのでした。

# 噂の「店内私語」ですが、この日はいたって「静粛」でした。もっとも、隣の学生客は、ラーメン食べるより、ケータイの方が忙しかったようでしたが……

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

御無沙汰です

なるほど
メリハリですかねw
分かる気がします。。。
しかし非常に難しい問題の様な気もしますね
ココまで濃厚だと
後は引き算的な・・・・・
もしくは逆に醤油味の濃いものなどを・・・・・

やはり難しいw

Liberty | 2010年3月27日 11:34