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「金の担々麺」@東京担担麺本舗 瀬佐味亭 虎の門店の写真 今夜は東京湾大華火祭(14日)、いつものウォーキングコースは混雑が予想されるため、電車で汐留まで移動して歩きはじめましたが……新橋付近はコミケ帰り客で大混雑。内幸町方面に逃げるように歩き去りながら、ふと思いついて新店「瀬佐味亭 虎の門店」へ。
 店内に入り、ちょっとビックリ。いきなり目の前にマランツのセパレート・アンプ、パワーアンプはなんと真空管です。見上げると、年代物のJBLスピーカーが天井からつりさげられており、流れているのはビル・エバンス……こりゃちょっとしたJazz喫茶、カウンターには当日流しているアルバムの解説まで置いてあります。少し呆気にとられましたが、気を取り直して「金の担々麺」(1,000円)をオーダー。デフォではパクチーなどシャンツァイが入りますが、除いてもらうようお願いしました。レッド・ガーランドの軽やかなピアノに耳を傾けるうち、丼は約7分で到着。
 では、スープを一口……うん、実にマイルド。鶏スープはスッキリとした風味ながら旨みも上々、金胡麻を使ったという芝麻醤も実にコクがスマートな上、これ見よがしに前面に出すこともなく、あくまでスープとのバランスを重視した調整。さらに辣油が実に深い味わいで、全体を穏やかに落ち着かせています……この辣油、かなり本格的な製法で作っているそうで、能書きで詳しく解説してありましたが、ここでは省略。
 麺は、細麺ストレート。博多麺に匹敵する細さの丸麺ですが、「ハリガネ」に近いゆで加減で、ポリポリとした軽快な歯切れが心地よい。甘みもかなり強く、スープの辛味・旨みともキレイにバランスしています。
 具材は非常にバラエティに富み、チャーシュー・韓国海苔に、松やクコの実、そして小松菜、ルッコラ、ニラ・ネギなど野菜類。種類は多くとも、味として「雑多」という印象は皆無で、全体の中でそれぞれがどういう役割を演じるか、キチンと吟味されているようです。ただし……これだけ野菜類が使われると、食感としてやや「ウルサイ」。表現されたリッチな味の世界に浸ろうとしても、野菜の騒々しい食感が味に集中させない、そんな印象。
 ―――慎重に調整されたバランスの上に奏でられる、繊細な味わい。一流のアンプ・スピーカーでビル・エヴァンスを聞かせようという独特のコダワリが、そのまま味にも表現されています。しかし、ここまで味にコダわっている割には、食感に対してはやや無頓着な部分がありますな……ま、この点は差し引きますが、Jazzに対する真摯な取り組みに特別加点、ちょっとサービスしてこの点数。

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