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「美豚つけめん」@有楽町食肉センター 美豚 bitonの写真 夏休み最後の週末が過ぎ、心なしか電車で見かける子供連れも減った気がする月曜日(30日)。移動途中の有楽町「美豚」でランチ。
 電気ビル地下1階に入ると、ダイハツ・ミゼットが元気よくヘッドライトをつけてお出迎え。先日、「The ど豚骨ラーメン」をいただき、圧力釜で仕上げたマイルド豚骨スープに唸りました( http://ramendb.supleks.jp/score/263138 )。今日は趣向を変えて、豚骨とカツオ出汁のダブルスープにホルモン煮込みをフィーチャーしたという「美豚つけめん」(1,000円)で。麺量は並盛(250g)から特盛(350g)まで無料でチョイスできますが、例によって「並盛」で。
 行き交う人もまばらな、昼下がりの電気ビル地下フロア。面白いのは、「喫煙可能」を前面に押し出す店が目に付くこと。「美豚」も入口横の掲示で「ランチタイム喫煙可能」をしっかりアピール、横に座ったリーマンも、頬杖をつきながら紫煙をくゆらせリラックス。丼は約8分で到着。
 では、つけ汁を一口……いや、相当な「変わり種」ですな。全体の味を支配するのは濃厚なカエシで、ザラメのような甘さが非常に強く、カエシというより「割下」のよう。ベースとなる豚骨は、全体をカエシに覆われて、濃厚な動物系の「余韻」しか感じられません。魚介系はカツオ出汁ですが、出汁よりも節粉の味が突出しており、エグミ・苦みを気にせず豚骨に体当たり。全体として……意外ですが、「すき焼きの煮汁」という表現が一番よく合う。
 麺は太めの中太ストレート、麺量はどうやらゆで上がり表記のようで、ゆで前なら200g弱程度の量です。敢えて少し柔らかめにゆで上げており、ソフトな口あたりに、しなやかなノド越しで、甘みも上々。長さも短めで食べやすい。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……カツオ出汁が加えられてサラサラのつけ汁が、麺とほどよく絡むため、麺とつけ汁の甘さが上手く釣り合うという仕掛け。しかし……やはりこう、すき焼きのシメに、煮汁で麺を食べているような、そんな気分。
 具材は、麺皿にスジ肉、メンマ、ネギ、つけ汁には「ホルモン煮込み」に冬瓜(?)といった布陣。特筆は、なんといっても「ホルモン煮込み」で、臭みもほとんどなくて実に柔らかく、味にもクセがない。これまでにも、モツ入りのラーメン・つけ麺をいくつか食べてきましたが、最上級の具材です。
 ―――「豚骨とカツオ出汁のWスープ」というフレ込みからは想像すらできない、極めてユニークな味。「割下」「すき焼き」「煮込み」「スジ肉」と揃えられたキーワードからも、狙う客層が明確にイメージできます。ただし……ちょっと、「イメージ先行」気味かな。「キーワード」の繋ぎ方がまだラフで、味にまとまりがない気も。そういう意味では、まだまだ「未完成」なのかもしれませんが、アプローチとしては悪くないと思います。

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