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「香港担々麺」@CHINA DOLL ペディ汐留店の写真 秋分の日(23日)、今日も今日とて休日出社。出先から引き上げる途中、大門あたりでランチにしようと考えましたが……猛烈な土砂降りで風も強く、表を出歩くのは困難な状態。新橋近くで地下直結のお店ということで頭をひねり、「Pedi汐留」内の「CHINA DOLL」へ。
 さほど高級感はありませんが、シックでお洒落な内装のこのお店、窓の外の風景も落ち着いてもので、日曜・祝日でもさほど混まない。休日出社のお昼時、何度か訪れユッタリくつろぎました。注文は「香港担々麺」(892円)ですが、土日祝日は特別メニューで、「半揚州炒飯」やデザートもつくセット(1,050円)もありますので、そちらの方で。
 この店が入る東京汐留ビルには、IT企業はじめ多くのオフィスが入っていますが、休日出社らしき若者の一人客が、店のあちこちでくつろいでいます……ケータイやったり、ゲーム機やったり。会話ひとつない店内に、なんかこう無気力な空気が漂います……丼は約7分で到着。
 では、スープを一口……サラリとした口あたりのスープで、良く言えば「スマート」、キツめに評せば「個性」のない味わい。白胡麻主体の芝麻醤は、量の少なさもあってコクは弱め、辣油もクセのない辛さですが、それ以外の風味はほとんどなし。ベースの丸鶏スープも本来の旨みが弱く、やや強引にケミカルで補強したものの……特徴がないというか、「無表情」で平坦な味ですな。
 麺は、中太で少し縮れたもの。ベタつく寸前まで柔らかめにゆでてあり、加水率もやや低めのためノビも早い。甘みもなんというか……市販の中華麺に近い。具材は、青梗菜に揚げニンニク・ネギに、細切りにされた謎の黒菜。揚げネギではなく、高菜でもないようですが、どこか香ばしい風味があって、スープに混ざると面白いアクセントを加えます。これに揚げニンニクの香ばしさが絡んで、後半に向けドンドン面白いスープに仕上がっていきますが……ベースに使ったケミカルのせいか、イマイチ風味の「伸び」が足りません。ちなみに、「半揚州炒飯」もガッツリとケミカルが効いたものでしたが、軽くXO醤あたりをからめているのか、意外と美味い。
 ―――最近、海外出張や海外留学に行きたがらない若者が増えているとか。理由は「日本にいた方が快適だから」。日本人に特化したデバイス(ケータイなど)に囲まれて、満ち溢れる日本人好みのコンテンツに埋もれる快感……日本にはない「何か」など、知る必要もないという訳ですな。この担々麺も、四川風にガツンと花椒も効かさず、北京風のコクもなく、ひたすら草食系日本人の味覚に媚びているようにも思えるのですが……ま、強いて言えば、具材が加えるあの風味が、「香港」風なのかしら。もっと、香港にはこんな美味いものがある、海の向こうにはこんな未知の味がある、そんな「衝撃」を、汐留に勤めるIT系の若者にガツンとやってほしいものですな。

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