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2011年10月12日訪問「レンブラントの絵画を想起させるつけ麺のロココ的展開」2011年10月12日訪問「レンブラントの絵画を想起させるつけ麺のロココ的展開」水曜日はラーメン探索の日と決め、今日が10回目の水曜日。本日は北大路で9時まで用事があったので、向かう方向は一乗寺。先週発見した時間100円の駐車場もあり(一乗寺では破格に安い)、ここのところ安心して一乗寺探索ができる。さんざん悩んだあげく、選んだ店は「軍団」。すでに、訪問済みではあったが、前回の記憶が定かではないため再訪してみた。午後9時半到着。店外待ちは2人。5分で店内に案内された。以前のバイトの子がかわっていて、女の子のバイトと店長の一名で対応に当たっていた。軍団という力強いネーミング、さらに店の売りになっているのが「重厚」と名付けられたラーメンであり、以前からのお気に入りである重厚つけ麺をオーダー。朝からかなりの節制を強いてきたので、大盛り+肉多めという46歳の中年には禁断ともいえるオーダーとなった。これも軍団+重厚というネーミング故だろう。7分ほどで着丼。縮れ系太麺と、重厚の名の通り濃厚な豚骨に節系ダシのかおり漂うつけ汁。まずは麺だけで食してみる。香ばしい小麦の香りに絶妙の塩加減。すでに麺だけでも完成されている。少しコショウを加え食してみる。小麦の風味がかわり、コショウの香り高さと相まって太麺のもつ独特の小麦からの芳香はさらに芳醇さを増し、鼻腔を超えそのまま大脳下部の臭球を刺激してくる。さらにその香りの刺激は食中枢からの食への欲求を微妙に変化させ、ある種の芸術性を感じさせるに至るようになる。私はこの瞬間、レンブラントの「嵐」という絵画を回想していた。光と影の織りなす、芸術的表現を得たつけ麺。まさに、食という行動が左脳から右脳へのチャンネル交換させられる瞬間である。以前、食したときにテーブルに置かれたカレー粉で極端に味がかわった記憶があり、今回はこれを試すために来店した。しかし、カレーは芳香が強烈であるため順番は最後にする必要がある。そこで、デフォで食した後、コショウ、唐辛子、カレーとためして味の移り変わりを試した。結果、試したというより楽しんだといった方がよかろう。さらに、中途でニンニク唐辛子も試したが、これはつけ汁に入れることなく、麺にあえて付け汁なしで楽しんだ。驚いたことに、このニンニク唐辛子と麺だけの組み合わせがかなり美味い。鼻腔をくすぐる小麦の香りにスパイシィな辛みが加わり、これだけでけっこう食がすすんでしまった。うつろいゆく味と香りの変化に全く飽きることなく大盛り(300g程度)を完食。軍団+重厚という豪快なコンセプトを彩るような微細かつ多彩な変化をうけ、移ろいゆく麺の味と香りの変化を楽しむ。つけ麺におけるロココ的展開に、食への歓喜を享受しえた気分であった。実に有意義な時間をありがとう。
「レンブラントの絵画を想起させるつけ麺のロココ的展開」
2011年10月12日訪問
「レンブラントの絵画を想起させるつけ麺のロココ的展開」
水曜日はラーメン探索の日と決め、今日が10回目の水曜日。本日は北大路で9時まで用事があったので、向かう方向は一乗寺。先週発見した時間100円の駐車場もあり(一乗寺では破格に安い)、ここのところ安心して一乗寺探索ができる。さんざん悩んだあげく、選んだ店は「軍団」。すでに、訪問済みではあったが、前回の記憶が定かではないため再訪してみた。
午後9時半到着。店外待ちは2人。5分で店内に案内された。以前のバイトの子がかわっていて、女の子のバイトと店長の一名で対応に当たっていた。
軍団という力強いネーミング、さらに店の売りになっているのが「重厚」と名付けられたラーメンであり、以前からのお気に入りである重厚つけ麺をオーダー。朝からかなりの節制を強いてきたので、大盛り+肉多めという46歳の中年には禁断ともいえるオーダーとなった。これも軍団+重厚というネーミング故だろう。
7分ほどで着丼。縮れ系太麺と、重厚の名の通り濃厚な豚骨に節系ダシのかおり漂うつけ汁。まずは麺だけで食してみる。香ばしい小麦の香りに絶妙の塩加減。すでに麺だけでも完成されている。少しコショウを加え食してみる。小麦の風味がかわり、コショウの香り高さと相まって太麺のもつ独特の小麦からの芳香はさらに芳醇さを増し、鼻腔を超えそのまま大脳下部の臭球を刺激してくる。さらにその香りの刺激は食中枢からの食への欲求を微妙に変化させ、ある種の芸術性を感じさせるに至るようになる。私はこの瞬間、レンブラントの「嵐」という絵画を回想していた。光と影の織りなす、芸術的表現を得たつけ麺。まさに、食という行動が左脳から右脳へのチャンネル交換させられる瞬間である。
以前、食したときにテーブルに置かれたカレー粉で極端に味がかわった記憶があり、今回はこれを試すために来店した。しかし、カレーは芳香が強烈であるため順番は最後にする必要がある。そこで、デフォで食した後、コショウ、唐辛子、カレーとためして味の移り変わりを試した。結果、試したというより楽しんだといった方がよかろう。さらに、中途でニンニク唐辛子も試したが、これはつけ汁に入れることなく、麺にあえて付け汁なしで楽しんだ。驚いたことに、このニンニク唐辛子と麺だけの組み合わせがかなり美味い。鼻腔をくすぐる小麦の香りにスパイシィな辛みが加わり、これだけでけっこう食がすすんでしまった。
うつろいゆく味と香りの変化に全く飽きることなく大盛り(300g程度)を完食。軍団+重厚という豪快なコンセプトを彩るような微細かつ多彩な変化をうけ、移ろいゆく麺の味と香りの変化を楽しむ。つけ麺におけるロココ的展開に、食への歓喜を享受しえた気分であった。実に有意義な時間をありがとう。