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「うま辛ラーメン」@熊本ラーメン 肥後もっこすの写真2011年12月27日訪問
京都コンサートホールでの第9コンサート目的で北山へ。地下鉄の乗り換えがよく、二条駅からなんと10分ちょっとで北山に着いてしまいました。いつもは30分近くかかるのが、乗り換えがうまくいくと半分以下の時間で到着してしまいます。これは何かの吉兆かも!
まだ開演まで1時間を余しての到着。となればラ食しかないでしょう!地下鉄北山駅の4番出口を右折。ありました赤い提灯。入店してみると、内部はこぢんまりとしたカウンターが厨房を取り囲むような店舗形態。どうやら奥には個室もあるらしく、奥から談笑する声もきこえてまいります。
壁には京都大学オーケストラがマーラーの交響曲を演奏するチラシが貼られています。チラシをみておりますと大将が「学生さんが貼らしてくれってんで貼ってるのよ。音楽できる奴は凄いね、尊敬するよ。最近はベルリンなんとかで日本人が活躍してんだって?」と話しかけてまいります。佐渡裕が京都出身で50歳であると伝えると、「俺より少し下だな、よくわかんないけど音楽出来る奴って尊敬するよ。」大きなキクラゲを沸騰した湯に沈めながら答えるのです。どうやら大将は52-3歳くらいの話し好きの人のようだ。そしてキクラゲを湯で戻して、包丁で丁寧に切って提供するところなど、かなり手の込んだラを期待できそうだ。この時点で、この店はかなりのレベルにあることが理解できる。そして、なにより大将が人間好きでラ好きということがにじみ出ている。もちろんではあるが、この時点で茹で方についてのリクエストも聞いてくれる。本日ははじめてなので‘ふつう‘をお願いした。
ここまでの吉兆の予感は丼到着と同時に確信となる。豚骨ラーメンにしては少し茶色の強い色調。二枚のチャーシューを12時の部分に配置し、6時のところに味玉、そして中央に辛みそ。3時芳香にネギの緑が映え、7時方向にかけてキクラゲが配置。見た目にかなり美しい。そして隣の人の丼と比較してみよう。メニューによって配置を大きく換え、トッピング毎でのセンターがかわるのである。たとえば、味玉ラなら、玉子がセンターでチャーシューは半水没。明らかに隣の人とは違うもののように思える。センター入れ替えの意義はここでも発揮されている(AKBだけではないのだ)。
チャーシューは少し厚めで、味玉は半熟の黄身にもかかわらず白身の部分がかなり茶色かかっておりかなり手の込んだ煮込みによる産物であることがわかる。
スープは従来の博多豚骨にくらべてコクがあり、かなりうまみ成分にあふれている。甘み辛みのバランスが絶妙。しかも豚骨臭さがかなり控えられている。関西の人間からみた九州豚骨の疑問点をすべて解消してくれているという印象である。どんなすばらしい文学でも、われわれにとっては日本語に翻訳されなければ何の意味も持たない。関西弁への翻訳をうけた九州豚骨というべきか?
麺も九州豚骨の細麺ではなく少し太めの中細。スープの絡みがよく、噛んでいくうちにスープのコクとともに絶妙の味わいになる。すばらしく完成度の高い麺とスープの競演。さらに飽きさせないのは、トッピングされた具材である。チャーシューの味付けもすばらしいが、茹で戻したばかりのキクラゲの味わいがすばらしい。味自体はそうでもないのかもしれないが、さっき湯で戻したばかりというビジュアル感も加わり、キクラゲ独特の食感が120%発揮されている。ふつうのキクラゲがコリコリといった感じなのだが、ここで供されるそれはキョリョキュリュクフュフュといった複雑な食感なのだ。なにか別世界の食品のような食感なのだ。
一気に完食するところだったのだが、どうしても目の前におかれた薄紅色の粉を湛えた器が気になり試してみる。どうやら少しのニンニクと辛みペーストを粉状にしたもののようだ。大将に聞くと「ニンニクチップとからみですが、お仕事なんかの支障になるのでニンイクの配合を少なくしております」おおいに納得。すばらしい気配り。一かけして味が引き締まったところでスープを含めて完食。食後に口渇を自覚しなかったところをみると、塩分や化学調味料の使用が控えられているために後味がさわやかなのであろう。
ラーメン過疎地といわれる北山で発見された良質の熊本ラーメン。

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