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「小盛中華麺 840円」@めときの写真7月12日(金)開店時

やっとこの日が来た。
職場の人から、前から此処の名前は聞いていたが、営業時間やら臨休リスクやらで、なかなかそのために訪れる勇気が起きなかった。
何と、大久保の役所に仕事ができた。時間の融通もつく。これは、試しに行ってみろという神のご啓示に違いない。万が一に備え、代替店も近くに確保して、いざ出発。

暑さに折れそうになりながら役所までたどり着き、仕事は無事に終了。
さあ、行きましょう。大久保の歩道って狭いのに人やら自転車やら多くて好きじゃないんだよな。
大久保通りから路地に入る。民家がほとんど、所謂住宅地だ。
初めての店はいつでもドキドキワクワクだ。向こうに何か人が複数立っている。11時まであと3,4分といったところ。おぉ、営業してくれるのね。
魚の香りが漂うなか、開店待ちの先客5人に接続。ヨカッタ、開店したら中で座って待てる。半端じゃない暑さだからね。

時間どおり、ご主人が暖簾を出す。
着席し、水をコップに入れる儀式を眺める。
店のルールは勉強してきたけど、やっぱり初めては緊張するね。ただ、殺伐ではないことは確か。
水を出しながら注文を受ける。「小……、こもりで」とビビリながらお願いする。目の前の小皿が裏返される。これが大きさの区別なのか。こいつにいつ千円札をすべり込ませるんだ。丼に注がれる透明な液体、油なのか。店主の動きは弱々しく、力の一切を感じさせない。
何から何まで儀式だ。祭祀だ。ラジオからは大沢悠里の声。店主の年代から考えて至極妥当なところだろう。FMは違うし、QRやLFも。開店直前、店主はマムシの「ババァ」を聞いているのだろうか。そういえばファーストロットの4人は食べ始まったが、お釣りの受け渡しはまだのようだ。一気に緊張度が高まる(笑)。

ナルト、メンマ、チャーシュー、海苔に飾られて、丼がやってきた。ネギは最初の段階ですでに投入されていた。
煮干はきつくなく、醤油とのいいバランスが窺える。若干の酸味。
チャーシューは1枚だけだが、プリップリの弾力でいい具合。評判どおりだ。
張り倒されそうな大きな衝撃はないのだが、どの部分をとっても笑みのこぼれる穏やかさだ。
スープをすすると時々ひき肉も。この金属製レンゲはちょっと小さく、もう少し深めがいいな。口の脇にスープが漏れちゃう。私の口元の問題か?
気が付くと、スープを飲み干していた。止まらなくなっていた。えぐみはないと思っていたが、ここではじめて、わずかの苦味を感じた。

ご主人の健康に気遣いの言葉をかけて帰る常連と思しき男性。仏さんにお供えをと持ってきた老女。
ごちそうさまでした。
いつの間にか皿に置かれたお釣りを手にし、非常に満ち足りて、灼熱の外の世界に戻った。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは~。
前回伺った際にはあまり響かなかったのですが
主人の醸し出す雰囲気を味わうことに主眼を置いて
再訪しようと思います。

プリティ | 2013年7月13日 09:49

お店の外が外国なだけに

さらにしみじみと来ますよねw

スープが旨いだけに小盛は寂しいですね~

あかいら! | 2013年7月13日 19:02

配点し尽せない、万感の想いを感じるエントリーです。
商品、店内の雰囲気。そこから、作り手の想いや歴史を伝えて来る一杯だったのではと思います。

力作拝読させていただき、ありがとうございました。

Dr.KOTO | 2013年7月15日 10:16

うわぁ~いいっすね!ここ!
好きです(^^)

YMK | 2013年7月16日 08:17