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今まで三回行きました。すっかりハマってしまいました。その過程をご報告したいと思います。■初訪問「小ラーメン・ニンニクカラメ」8月末の平日。ほとんど待ちませんでした。初二郎に備えておなかをすかせてきたので、「小ラーメン・ニンニクカラメ」を注文。でてきた量にはビックリしましたが、なんとか食べきれるはず……!と信じて野菜からもりもり食べていきます。シャキシャキの食感にカラメのしょうゆが絡んで割に美味しい。ですが……私はやっぱり二郎初心者だったのです。夢中で野菜を食べ続けたのはいいのですが、夢中で野菜ばかりをかきこみ続けたせいで、気がつけば丼のなかには麺とチャーシューとニンニク、そして大量に浮いた脂のみという状況になっていました。麺だけを食べてみると……しょっぱい! すごくしょっぱい!しょっぱさだけで胸焼けして気分が悪くなるほどです。私は京都育ちで薄味に慣れているせいもあるでしょう。とにかく麺がしょっぱくて食べるのが辛い。チャーシューに手を伸ばしてみても、これまたしょっぱく味も脂も濃い。生ニンニクの威力も凄まじく、胸焼けの原因はしょっぱさと脂とニンニクと、果たしてどれが原因なのかそれとも相乗効果なのか……。麺を二割ほど食べたところで正直苦しくて投げ出したかった。けれど自分で注文した手前、嫌になりながらも詰め込みました。普段なら好みであったろうチャーシューもモンスターと化して脂汗をかかせます。この段になって私はやっと悟っていました。二郎はこの味の濃いスープと麺と脂とチャーシューを野菜で中和しながら食べるものなのだろうと……。たくさん野菜がのっているから、という理由で注文した「カラメ」も完全に仇となって嫌な汗が出てきます。野菜を食べきったあとにスープに浮いて見える背脂も凶悪。吐きそうになりながらなんとか全部食べ終えました。帰り道の徒歩も苦しいの何の。この段階では「二郎初体験を済ませたが、あんなもの二度と食うか!」という気持ちでした……。■二度目「ミニラーメン・ヤサイ・ニンニク少なめ」9月頭の土曜日。二郎初体験を済ませておよそ30時間。小ラーメンを消化しきるこの時間まで、元来少食で痩せ型の私は何も食べていませんでした。もう二度と行くかと思っていた二郎ですが……。思い返してみればなんとなく悔しさが湧いてきます。もしかして自分は二郎を正しく味わうことができなかったんじゃないか。初心者らしい不器用な食べ方をして二郎本来の味わいを見逃していたのではないか。二郎は本当はもっと楽しめるものなのではないか……?小ラーメンを苦しいながらも食べきったときの謎の達成感が私を突き動かしました。そして二度目の訪問。時間を外していったせいかこの日もほとんど待ちませんでした。今回の注文は――前回と同じ轍を踏まないために「ミニラーメン・ヤサイ・ニンニク少なめ」です!ミニにして絶対量を減らし、胸焼けの原因になりそうなカラメとニンニクを排除し、ヤサイで中和しながら食べてやろうという算段です。これが……これが……自分にとっては本当にアタリでした!まずはヤサイ。いかに薄味に慣れた私といえどただヤサイだけを食べるわけにはいきません。前回の反省を活かし、おなかが苦しくなる前に食べるという意味もこめて一口目はスープに少しだけ浸したチャーシュー。うん、おいしい! そしてチャーシューを口内に残しながらヤサイを食べ住めていきます。おっとチャーシューじゃないですね。二郎的には「ブタ」でしょうか。ブタを一枚食べてヤサイを適度に減らし、できた隙間から今度は麺を掘り出します。そして麺をヤサイの上にのせつつ、ヤサイと絡めるように食べる。……おいしい!カラメがなくても私にとっては味の濃い麺もスープも、ヤサイと一緒に食べることで抜群の味わいになりました!そうか、こういう風に自分なりの食べ方を工夫していくことも二郎の楽しみの一つなのだな……。そう思いながら麺を引き上げヤサイと一緒に食べ、ニンニクの適度な風味も楽しみつつ食べ進めていきます。量は少し多かったですが、今回は気分よく完食できました。ヤサイとのバランスこそが二郎の食べ方なのでしょうか。あるいは、さらに自分にマッチした食べ方を探求したいという好奇心も湧いてきます。また来よう……そう思って店を後にしました。■三度目「ミニラーメン・麺固め・ニンニク少なめ」さて三度目。今回のテーマは「麺固め」です。小金井二郎は麺が柔らかめという意見を多く耳にしました。なるほど。自分でもそれは気になっていたところです。シャキシャキのヤサイの歯ごたえに合うような、ボキボキの麺をすすりたい……!そんな想いと共に三度目の訪問。平日の夜。涼しくなった9月上旬。今回は「背後霊待ち」をしました。だいぶ待つかな、と思っていたのですがあれよあれよという間に着席。そして着席してからすぐにコールを聞かれます。おお……これが「オペレーション」というやつなのでしょうか。この訪問のときにはレビューもたくさん読みあさり、恥ずかしながら二郎にかぶれておりました。ともあれ麺固めで到着。おいしい! もともと固めが好きなのもあって、好みに合致した抜群の食べごたえです!ヤサイをコールしなかったためもう少しヤサイがあってもいいかな、とは思いましたが、おなかいっぱいになりすぎることなく余裕をもって食べ終えることができました。ただ二郎にきて「余裕をもって食べる」なんてなんだか間違っている気がして……ニンニクももう少しあってもいい気がして……。次の訪問では再び「小ラーメン・麺かため・ヤサイニンニク」にチャレンジしようと心に決めました。今週末あたりに訪問する予定です。ああ、ボキボキ麺でシャキシャキヤサイをもりもり食べたい……。今から期待が膨らみます。■総括気持ちのいいお店です。小汚いのは小汚いんですけどね。私はラーメン屋で待たされるのと、厨房の人が偉そうにしているのがとにかく嫌いなんですよ。最近人気のラーメン屋でけっこう多いのが上記二点。待たされることと天狗になってる厨房。ピリピリした空気を出されると客としては気分が悪いんですよね。三鷹にある某ラーメン屋では店主が「この間警察とケンカした」みたいな話を得々とした表情でし始めて本当に辟易しました。二度といきません。客に何を自慢してるんですか。その点、この小金井二郎さんはとても好感がもてます。店主らしき老年の方はどっしりと構えていらっしゃいますが、決して偉そうではない。職人肌という感じです。素っ気はないですが態度にどこかあたたかさがある。他の店員の方の挨拶も総じて愛想がよく、こちらが多少おどおどしながらコールしてもにこやかに答えてくれます。ごちそうさまへの返答も心のこもったもので、気持ちよく店を後にすることができました。特に一見コワモテのヒゲの方の声と愛想がとても柔らかくて、ああ、いい店だなぁと素直に感じました。店員さん個人の心がけも店主の教育・姿勢もいいのでしょう。そういうお店だからリピートしたくなります。ネットでみる様々な噂にびびっていましたが、小金井二郎はとても気持ちのいいお店だと感じました。
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今まで三回行きました。すっかりハマってしまいました。
その過程をご報告したいと思います。
■初訪問「小ラーメン・ニンニクカラメ」
8月末の平日。ほとんど待ちませんでした。
初二郎に備えておなかをすかせてきたので、「小ラーメン・ニンニクカラメ」を注文。
でてきた量にはビックリしましたが、なんとか食べきれるはず……!
と信じて野菜からもりもり食べていきます。シャキシャキの食感にカラメのしょうゆが絡んで割に美味しい。
ですが……私はやっぱり二郎初心者だったのです。
夢中で野菜を食べ続けたのはいいのですが、夢中で野菜ばかりをかきこみ続けたせいで、気がつけば丼のなかには麺とチャーシューとニンニク、そして大量に浮いた脂のみという状況になっていました。
麺だけを食べてみると……しょっぱい! すごくしょっぱい!
しょっぱさだけで胸焼けして気分が悪くなるほどです。私は京都育ちで薄味に慣れているせいもあるでしょう。
とにかく麺がしょっぱくて食べるのが辛い。チャーシューに手を伸ばしてみても、これまたしょっぱく味も脂も濃い。
生ニンニクの威力も凄まじく、胸焼けの原因はしょっぱさと脂とニンニクと、果たしてどれが原因なのかそれとも相乗効果なのか……。
麺を二割ほど食べたところで正直苦しくて投げ出したかった。けれど自分で注文した手前、嫌になりながらも詰め込みました。
普段なら好みであったろうチャーシューもモンスターと化して脂汗をかかせます。
この段になって私はやっと悟っていました。
二郎はこの味の濃いスープと麺と脂とチャーシューを野菜で中和しながら食べるものなのだろうと……。
たくさん野菜がのっているから、という理由で注文した「カラメ」も完全に仇となって嫌な汗が出てきます。野菜を食べきったあとにスープに浮いて見える背脂も凶悪。
吐きそうになりながらなんとか全部食べ終えました。帰り道の徒歩も苦しいの何の。
この段階では「二郎初体験を済ませたが、あんなもの二度と食うか!」という気持ちでした……。
■二度目「ミニラーメン・ヤサイ・ニンニク少なめ」
9月頭の土曜日。
二郎初体験を済ませておよそ30時間。小ラーメンを消化しきるこの時間まで、元来少食で痩せ型の私は何も食べていませんでした。
もう二度と行くかと思っていた二郎ですが……。
思い返してみればなんとなく悔しさが湧いてきます。
もしかして自分は二郎を正しく味わうことができなかったんじゃないか。
初心者らしい不器用な食べ方をして二郎本来の味わいを見逃していたのではないか。
二郎は本当はもっと楽しめるものなのではないか……?
小ラーメンを苦しいながらも食べきったときの謎の達成感が私を突き動かしました。
そして二度目の訪問。時間を外していったせいかこの日もほとんど待ちませんでした。
今回の注文は――前回と同じ轍を踏まないために「ミニラーメン・ヤサイ・ニンニク少なめ」です!
ミニにして絶対量を減らし、胸焼けの原因になりそうなカラメとニンニクを排除し、ヤサイで中和しながら食べてやろうという算段です。
これが……これが……自分にとっては本当にアタリでした!
まずはヤサイ。いかに薄味に慣れた私といえどただヤサイだけを食べるわけにはいきません。
前回の反省を活かし、おなかが苦しくなる前に食べるという意味もこめて一口目はスープに少しだけ浸したチャーシュー。
うん、おいしい! そしてチャーシューを口内に残しながらヤサイを食べ住めていきます。おっとチャーシューじゃないですね。二郎的には「ブタ」でしょうか。
ブタを一枚食べてヤサイを適度に減らし、できた隙間から今度は麺を掘り出します。
そして麺をヤサイの上にのせつつ、ヤサイと絡めるように食べる。
……おいしい!
カラメがなくても私にとっては味の濃い麺もスープも、ヤサイと一緒に食べることで抜群の味わいになりました!
そうか、こういう風に自分なりの食べ方を工夫していくことも二郎の楽しみの一つなのだな……。
そう思いながら麺を引き上げヤサイと一緒に食べ、ニンニクの適度な風味も楽しみつつ食べ進めていきます。
量は少し多かったですが、今回は気分よく完食できました。
ヤサイとのバランスこそが二郎の食べ方なのでしょうか。
あるいは、さらに自分にマッチした食べ方を探求したいという好奇心も湧いてきます。
また来よう……そう思って店を後にしました。
■三度目「ミニラーメン・麺固め・ニンニク少なめ」
さて三度目。今回のテーマは「麺固め」です。小金井二郎は麺が柔らかめという意見を多く耳にしました。
なるほど。自分でもそれは気になっていたところです。シャキシャキのヤサイの歯ごたえに合うような、ボキボキの麺をすすりたい……!
そんな想いと共に三度目の訪問。平日の夜。涼しくなった9月上旬。今回は「背後霊待ち」をしました。
だいぶ待つかな、と思っていたのですがあれよあれよという間に着席。そして着席してからすぐにコールを聞かれます。
おお……これが「オペレーション」というやつなのでしょうか。この訪問のときにはレビューもたくさん読みあさり、恥ずかしながら二郎にかぶれておりました。
ともあれ麺固めで到着。
おいしい! もともと固めが好きなのもあって、好みに合致した抜群の食べごたえです!
ヤサイをコールしなかったためもう少しヤサイがあってもいいかな、とは思いましたが、おなかいっぱいになりすぎることなく余裕をもって食べ終えることができました。
ただ二郎にきて「余裕をもって食べる」なんてなんだか間違っている気がして……ニンニクももう少しあってもいい気がして……。
次の訪問では再び「小ラーメン・麺かため・ヤサイニンニク」にチャレンジしようと心に決めました。
今週末あたりに訪問する予定です。ああ、ボキボキ麺でシャキシャキヤサイをもりもり食べたい……。今から期待が膨らみます。
■総括
気持ちのいいお店です。小汚いのは小汚いんですけどね。
私はラーメン屋で待たされるのと、厨房の人が偉そうにしているのがとにかく嫌いなんですよ。
最近人気のラーメン屋でけっこう多いのが上記二点。待たされることと天狗になってる厨房。
ピリピリした空気を出されると客としては気分が悪いんですよね。三鷹にある某ラーメン屋では店主が「この間警察とケンカした」みたいな話を得々とした表情でし始めて本当に辟易しました。二度といきません。客に何を自慢してるんですか。
その点、この小金井二郎さんはとても好感がもてます。
店主らしき老年の方はどっしりと構えていらっしゃいますが、決して偉そうではない。職人肌という感じです。素っ気はないですが態度にどこかあたたかさがある。
他の店員の方の挨拶も総じて愛想がよく、こちらが多少おどおどしながらコールしてもにこやかに答えてくれます。ごちそうさまへの返答も心のこもったもので、気持ちよく店を後にすることができました。
特に一見コワモテのヒゲの方の声と愛想がとても柔らかくて、ああ、いい店だなぁと素直に感じました。店員さん個人の心がけも店主の教育・姿勢もいいのでしょう。
そういうお店だからリピートしたくなります。
ネットでみる様々な噂にびびっていましたが、小金井二郎はとても気持ちのいいお店だと感じました。