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開店初日に訪問して以来、とてもお気に入りの店でした。
当時はまだ醤油以外のラーメンメニューは無かったのですが、
それだけ自信作だったのでしょう。毎週のように食べても飽きませんでしたし、
暖色照明の落ち着いた雰囲気も、店主やスタッフの方の接客もとても気持ちのよいものでした。

あれから12年。
メニューは大幅に増え、10時30分までだった営業時間も深夜3時まで延びました。
ここ数年で周囲地域に急増した同業種に対抗するためか
派手な電飾や電光看板がとりつけられ、外観の印象も随分変わっています。
近年は昔の雰囲気・味の方が良かったなぁ…と感じ足がやや遠のいていたのですが、
ふと久々に食べたくなり店へ向かいました。
最後の訪問になるであろうとは知らずに…

先客は3人ほど。店舗に入ると座敷席に座ろうとしましたが「カウンターにお願いします」とのこと。
ここは座敷は禁煙、カウンターは喫煙可。
私も喫煙者ですがラーメンを啜るときに煙まで吸わされるのは嫌なので禁煙席が良いのですが…
有無を言わさぬ雰囲気に「はぁ・・・?」と思いましたが、先客に喫煙者がいなかった為カウンターへ。

注文はもちろん開店当初から大好きなしょうゆらーめん。
しかしオーダーを伝えてもスタッフから「かしこまりました」などの返事は聞こえません。
こちらが伝えると言葉も発さず厨房奥へ。
「なんだかなぁ・・・」と感じた刹那、今度は洗い物をはじめるスタッフ。
ガシャ!ガシャ!という大きな音と、全く丁寧さの欠片もない洗い方に驚愕。
スポンジで食器を2、3回擦って終わり。衛生的に不快感を感じずにはいられませんでした。
また、調理中何度も大きな咳をしていましたが、
咳をする際に口元を抑えた手でそのまま食器や器具に触れる姿には呆れました。
もちろん咳は生理現象なので仕方ありませんが、
そのような症状が出ているのならマスクをするなどの対処をすべきでしょう。

肝心のラーメンは10分程度で着丼。スープを飲んですぐに違和感。
以前は魚介の風味が濃厚に出つつもクドさのない、
とても上品な味だったのですが、別物になっていました。
カエシを湯で薄めて魚粉を入れただけのようなチープなスープ。
開店当初からカウンターにはスープに対するこだわりが書いてある紙が貼ってありました。
着席したときに無くなっているのに気づき、なぜ剥がしたのかなと思いましたが…
つまりそういうことなんでしょうね。

後から来た客が煙草をスパスパ吸い始めるも、
紫煙が鼻をつく中マナーとして完食しましたが、最後のスープを飲む際は
「これでもうここで食べることはないな…」という切なさを感じました。

この文章を読んだあのスタッフはさぞ不快でしょう。
余計な事言いやがって、と怒っているかも知れませんね。
しかし、開店当初から通ったお気に入りの店を失った私もまた憤懣遣る方無い思いです。
近年食●ログでスタッフの接客に随分辛辣な意見が何件も飛んでいましたが同意せざるを得ません。

学生時代初めて食べたときに感激した味。
開店間もない時期に毎週通っていた頃店主から
「いつもありがとうございます!」と小皿をサービスしてもらった思い出。
友人を連れて行った時の「良い店だね」と言われた時の誇らしさのような感情…

過去を追懐しながら、非常にやるせない思いの中帰路に就いたのでした。

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