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2024年2月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区面影橋

RAMEN KURO(1000円)

2023年4月4日オープン。大阪の「初めて食べる未体験の味【摩訶不思議系】」という人気つけ麺店「KÜCHE(クーシェ)」の2号店にして東京進出店。2022年11月4日より「magari de KÜCHE」として「波風タテヲ」の間借りで営業してましたが、待望の路面店へステップアップ。ちなみに、本店「KÜCHE」の意味はドイツ語で「キッチン」。2号店「Zweiter Lädenの意味は、ドイツ語で「2号店」。
大阪の本店「KÜCHE」へは行ったことがあり、確かに変わった味わいでおいしかったのでこちらも早く食べたかったのだが、なかなか店名が覚えにくく、メモしていたのも間違えていたり、検索しようとして思い出せなかったり・・・。個性的な店名も善し悪しかも。なんせネット社会なので検索しやすい店名が望ましい。また食べてすぐにSNS投稿する人も居るだろうから、その場合もすぐに店名を書けた方がいいのではないかと思う。

店の場所は西早稲田駅1番出口徒歩5分、メトロ高田馬場駅7番出口徒歩7分、面影橋駅徒歩5分。早稲田通り沿い。通りを挟んで「一風堂」高田高田馬場店の向かい。

2024年2月2日から夜は居酒屋として営業。ただし、ラーメンもある。(私が食べたのは夜)
営業時間も変更になっているのに、X(元Twitter)のプロフィール営業時間が直ってなかったり、SNSをうまく使いこなしていない。

入店するとまず券売機で食券購入。昼の主なメニューは、ツケKURO1200円、RAMEN KURO1000円、Zweiterカレーラーメン1100円、ポークユッケ丼500円、他。夜はつまみなどがあり、〆ラーメンが800円。しかし、私が食べたのは夜でRAMEN KUROがあった。

奥に細長い店内は入口寄りに厨房でその前に奥への通路、厨房の先から客席スペース。席はへの字型カウンター8席。
そして待つことしばし、「RAMEN KURO」の完成。
「KURO」という割には担々麺風の色。黒では無く、むしろ少し華やかな色合い。綺麗。泡が浮いていて、その合間に見えるスープの色は茶色。そしてこのスープを飲んでみると醤油でも塩でも味噌でも無く、担々麺やカレーとも違い、確かに“摩訶不思議系”。
TRY本によると、『自家製辣油や白ワインでのばしたクリームチーズも味にインパクトを与えている。』とのこと。また『豚の希少部位など豚骨ベースのスープに魚介醤油、焦がしニンニク、発酵チーズを使ったカエシを合わせる』のだそう。食べただけじゃ、まっっったくわからない。ちなみにTRY本では新店MIX部門5位。麺は池村製麺所のもので大阪から送ってもらってる様子。この麺も独特。この不思議なスープとの相性は良い。賛否わかれそう、というか実際に別れているが個人的には好きな部類。ドロドロのスープが豚骨だけではないようで、濃度の割には意外と飲みやすい。
具はチャーシューと白髪ネギ、小松菜、カイワレ、他。スープがインパクト抜群なので、具材は脇役。ネギなどに絡まったスープを食材と一緒に口に入れるとこれまた乙な感じ。
このスープならカレーラーメンも食べてみたい。(大阪ではつけ麺を食べてかなりおいしかった。)2〜3回食べてみないとこの店の本領は理解しにくいかも。近所だったら3回くらいすぐに食べるのだが・・・。

お店データ

Zweiter Läden

Zweiter Läden

東京都新宿区西早稲田3-15-5(面影橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。