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2024年3月31日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区永福町

ラーメン(750円)

「草むら」の味が思い出せなくて、「もしかして行ってないのかも?」と思うようになり、機会を見つけて行ってきた。
平日の13時頃で外待ち1名いて、私が2番目。どの駅からも遠いが人気があるんだなぁ。私は、方南町駅で一杯食べて、バスで近くへやってきた。そういや、この近くに「Bonito Soup Noodle RAIK」もある。重要はある地域なのだろう。
杉並区大宮1−1−1という住所を見て、この特別な住所に思い当たることがあり、やっぱり来たことがあるような・・・。
店の前に着いて、あの三角州の処に存在するのも覚えがある。店内も来た感じがあった。しかし、メニューを見ると、もっと町中華風のメニューだった気がするが、今ではほぼラーメン店のメニュー。遡ってメニューの写真を見てみると、少し前までいろんな麺以外のメニューもあったようだ。今、麺以外のメニューはチャーハンと餃子のみ。
トイレが2階なので行ってみたら、2階は使っておらず、しかも廃墟(失礼)だった。
本家が草村商店という製麺所で、そこの長男・草村松雄さんがこの店を1950年(昭和25年) に創業し、弟(?)(三男・草村賢治さん)が「永福町大勝軒」を1955年に創業。(HPに実家が草村商店、と書いてある。)
そして私が以前食べたと言ってもそれは30年近く前の話。「永福町大勝軒」系統を食べまくったのは、それ以降なので「草むら」の味を思い出せないのは、そういう理由なのだろう。ずっと「永福町大勝軒」のような煮干しが効いた味だと思っていたから。
ところが、今日食べた「草むら」のラーメンは、まさに町中華のラーメンだった。煮干しも使っているだろうけど、一般的な味わい。永福町大勝軒系のような煮干しガツン系ではなかった。それとも最近変わったのだろうか?私も30年前くらいの記憶がない状態から、食べてないので味の推移はわからない。でも、今回来てみて「昔、やっぱり来たことがある」と思い出せたのは良かった。ま、今回も食べたので、確実に「実食」したし。またいろんな大勝軒系を食べて回りたくなった。

お店データ

草むら

草むら

東京都杉並区大宮1-1-1(永福町)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。