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2018年11月16日の大崎裕史の今日の一杯

鹿児島県南九州市

ラーメン+みそラーメン(シェア)

年に2回鹿児島に来ており、その都度、未食の店を回っているのでだんだんと行く店が少なくなってくる。そうなるとちょっと遠い老舗あたりに行ってみたくなる。今回は南九州市知覧にある「隼ラーメン」。「薩摩隼人」から字を取っているのかと思ったら戦闘機の「隼」から取っているようだ。というのもすぐ隣に「知覧特攻平和会館」があり、「零戦」(実機)や「隼」(レプリカ)などの戦闘機が展示されている。
創業30数年。メニューはラーメン750円とみそラーメン800円、それとごはんのみとシンプル。複数で行ったのでラーメンとみそラーメンを注文。パッと見、どちらがどうかわかりにくいビジュアル。丼の色違いでわかるがスープを飲んでみるともちろんすぐにわかる。豚骨鶏ガラベースの少し白濁したスープ。私は鹿児島出身ではないが「昔ながらの鹿児島ラーメン」と思った。昔はこういうタイプが多かったのだが、最近は新しい味の店が増えてきたのも鹿児島の特徴といえる。麺は細めで柔らか茹でも特徴。刻み青葱とキクラゲ、バラチャーシュー小さいのが3−4枚、もやし、ごま。甘めに感じるのは鹿児島醤油のせいか、あるいはスープに野菜も煮込んでいるからか。みそラーメンの方はタレが味噌に変わっただけの印象。観光客が寄っていくから人気なのかと思ったがどうやら地元の人が多そう。長く続いているだけある。

お店データ

隼ラーメン

隼ラーメン

鹿児島県南九州市知覧町郡17973-2

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。