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2020年8月18日の大崎裕史の今日の一杯

特製らむらぁ~麺

2020年8月11日オープン。ラーメンデータベースを眺めていたらまずは店名に惹かれた。「ラム骨らぁ~麺専門店 らむね屋」。場所を見ると新宿三丁目だったので庄野さんのところかな?と思って来てみたら、まったく違っていた。新宿駅東口(新宿駅と新宿三丁目駅の中間くらい)ビルの4階にある『日本初16種類以上の部位が楽しめる』という「ラム焼肉専門店 lamb ne(らむね)」がランチタイムにラム骨ラーメンの提供を始めたのであった。ただ単に『昼、ラーメン始めました』というよりは屋号を変えて二毛作としてラーメン店オープン!とした方が明らかに効果有りでしょうね。私はそれで完全に引っ張られた。
私はこの焼き肉屋さんを知らなかったが、ラム好きには結構知られているらしく、しかもおいしいらしい。
1階にはデカ目のA看板があり、『ラム骨100%のスープと練りたて生麺』がウリ。スープはわかるが、練りたて生麺ってなんぞや?そんなことを考えながらエレベーターで4階へ。降りると店内。踊り場がありません。突然、店です。入店時に、検温と消毒液。なんか、テレビカメラがあるなぁ〜と思っていたら説明が。『本日、ニュース番組の取材が入っておりまして、今の検温のシーンを使わせてもらっていいですか?』とな。ラーメン評論家がノーギャラでテレビに出ちゃ、いかんといろんな人から言われているが、まさか、こんな出方をするとは(笑)。そのあと『ラーメンを食べているところと感想などもお願いできませんか?』と聞いてきたがさすがに『ラーメン評論家なので今回はちょっと・・・』と辞退したが理解してもらえただろうか?まさかコロナ対策の取材中にラーメン評論家が客として入ってくるとは思ってもいなかったであろう。(笑)

主なメニューは、特製らむらぁ~麺980円、らむチャーシュー麺1280円、野菜たっぷりらむタンメン900円、他。基本メニューがいきなり『特製』で具沢山。それを注文。スタッフがたくさん居たがランチ分でモト取れるのだろうか?それともテレビが入っているからたくさん揃えたのだろうか?
出てきたラーメンは見た目が綺麗だがスープが少なめ。小さめの酢橘が別皿提供。ちょっと小さすぎて効果無し。
具はラムチャーシュー、骨付きラムスペアリブ、メンマ、青菜、刻み白葱、海苔、味玉1/2。焼肉を食べて旨いと言っていた人の気持ちがわかるほどに、2種類のラムがめっちゃおいしい。これならラムチャーシューメンでもよかったかも。あるいは別トッピングか。
スープは透明な塩味。ラム骨100%だとこんな感じになるのか?と思いながら食べたが、あっさりではあるがうま味たっぷり。
麺が独特で「練りたて製麺」という自社製麺。これは中華麺なのか?と思ったほど個性あり。焼肉だけに冷麺用のアレンジ???
思った以上においしく、新宿東口にいて「さて、どこかでラーメン食べようかな?」と思った際には候補の一つに加えても良さそう。特にラムがおいしいので追加トッピングしたい。
そして、夜にも来て、この肉をたっぷり食べてみたいと思ったと言うことは、ランチのこのラーメンは大成功ということじゃないだろうか?

お店データ

ラム骨らぁ~麺専門店 らむね屋 新宿三丁目店

ラム骨らぁ~麺専門店 らむね屋 新宿三丁目店

東京都新宿区新宿3-28-15 TRN新宿ビル4F(新宿三丁目)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。