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2024年6月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区大崎

京鰹中華そば(880円)

令和6年6月6日オープン。
いつもなら都内の新店は初日にレビューが入ることが多い。しかし、この店には初日のレビューが入らなかった。ネットを検索しても情報が出てこない。会社から近いこともあり、ならば私が行ってみよう、と開店二日目に足を運んだ。
場所は「六厘舎」「長浜や」の並び。そう、ラーメン店が三軒並ぶことになった。
開店チラシによると「麺屋武一」で修業したと書いてある。この表現は珍しい。あとで聞いてみよう。
ここは券売機がなく、空いてる席に座り、目の前のタブレットを操作して注文。後会計制。
二日目の11時3分着。並びこそないものの、席はまあまあ埋まっている。レビューは無かったものの近所には知られているようだ。
主なメニューは、京鰹中華そば880円、ばら玉そば1200円、チャーシュー麺1100円、濃厚鶏白湯らぁ麺950円、鶏まぜそば1050円、濃厚つけ麺1030円、他。味の系統で言うと『鰹出汁』『濃厚鶏白湯』『まぜそば』『つけ麺』の4つ。
基本メニューと思われる「京鰹中華そば」をタブレットから注文。
ほどなく到着。具は豚チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、青ネギ、海苔。スープは清湯醤油。京都で100年以上続く老舗鰹節屋さんがブレンドした削り節を使用し、店舗で仕込んでいる。その出汁がよく効いているが、無化調とのこと。
麺は中細ストレート。「きたほなみ」「ゆめちから」などをブレンドした特注麺。鶏白湯とは麺帯も太さも変えているこだわり。2種類のチャーシューと味玉も店で仕込んだもの。
上記内容はあとで聞いたことも踏まえてあり、厨房が見えないこともあって、食べただけではわからない部分もあり、大変参考になった。
『麺屋武一で修業』の件だが、麺屋武一秋葉原店で長い間勤務されていたそう。「麺屋武一」を運営する株式会社テイクユーでは独自の加盟店募集をして国内外計150店舗以上展開。そこでよく間違われるみたいだが、ここはしっかり“修業”をした、独立個人店とのこと。
最近、大崎駅周辺も新店が続出し、ちょっとした激戦区になってきた。次回は、ここで鶏白湯を食べてみよう。

お店データ

らぁ麺 ちり葉

らぁ麺 ちり葉

東京都品川区大崎2-11-1 ウィズシティテラス 1F(大崎)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。