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2024年10月19日の大崎裕史の今日の一杯

鴨汁つけめん(上)(1450円)+ワンタン(200円)

「鴨to葱」は、「東京ラーメンフェスタ2024」(駒沢オリンピック公園)の第二幕(10/28〜10/31)に出店。出店メニューは、なんと!鴨つけそば。その理由は、『ラーメンイベントはレアチャーシューが不可のため、店と同じクオリティの鴨らーめんを出せないから』というこだわりから。経営母体が変わり、多店舗展開も始まり、こだわりも緩くなるのかと思ったら、その逆でスープは店舗ごとに炊いている。多店舗展開するなら効率化を求めてセントラルキッチンにするのかと思いきや、この駅ナカ店舗でも店炊き。確かに食材がたっぷり入った大きな寸胴が何本か並んでいた。平日の11時半頃で並びは2-3人だったが、すぐに並び始めた。カウンター14席で思った以上に回転が良い。また接客や声出しもなかなかのもので素晴らしい。
鴨つけそばでの出店が決まってから、久しぶりのつけそばを食べに来たのだが予想以上の人気。本店(御徒町)の行列と人気は知ってはいたが、巣鴨店は並んでなかったので、こちらはどうかと思ったが人気だった。(現在は大阪も含めて4店舗)
改めて蘊蓄などを。鴨出汁は「鴨・葱・水」のみから抽出。鴨つけそばは、より強く鴨の風味を感じたい人におすすめ。鴨の脂の旨味が広がり、角切りにした鴨のコンフィの食感とトッピングのネギが味や食感に加わってらーめんとは違った味わいを堪能できる。
麺は鴨らーめんとは異なる中細ストレート麺。ツルツルとしてモッチリとした食感でつけ汁との相性抜群。『上』にしたが具材は別盛りで穂先メンマ、味玉、チャーシュー。別売でワンタンを追加。
スープ割りをして完食完飲。新宿駅で乗り換えることはよくあるので、小腹が空いていたら、また寄ってみたい。

お店データ

らーめん 鴨to葱 イイトルミネ新宿店

らーめん 鴨to葱 イイトルミネ新宿店

東京都新宿区新宿3-38-1 EATo LUMINE内(新宿)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。